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外国人と語学ボランティアの防災セミナー開催(平成31年2月16日)

更新日:2019年2月18日

2月16日(土)午後1時から目黒区総合庁舎にて、「外国人と語学ボランティアの防災セミナー」を開催し、外国人17人と区の防災語学ボランティア9人の計26人が参加した。

この催しは、平成7年に発生した阪神・淡路大震災を契機として設けられた「防災とボランティア週間(1月15日から1月21日)」に関連して、外国人の防災意識の啓発を図ることを目的に開催しているもので、平成22年度から外国人向けに行っていた防災セミナーを平成25年度から防災語学ボランティアと合同のセミナーとし、同年より目黒消防署協力のもと、防災体験や防災語学ボランティア制度の説明を行い、参加者の防災知識の向上に努めている。

今年度は、日頃の防災やいざという時の適切な行動をより具体的にイメージしてもらうため、「起震車体験」をプログラムに初めて追加し、普段経験することない強い揺れを体感してもらった。

セミナーでは、初めにDVDの上映が行われ、過去に日本で起きた大規模地震や被災時の行動について映像で学んだのち、目黒消防署職員指導のもとAEDを使用した応急救護体験が行われた。

その後、総合庁舎中庭駐車場に移動し、起震車体験と初期消火体験が行われ、起震車体験では、震度6から7の揺れが再現され、立っていられない程の強い揺れに多くの参加者が驚きを見せた。また、初期消火体験では、炎を模した的に向けて、水の入った消火器を使用した放水が行われ、ほとんどの参加者が消火器を使用したことがないということもあり、消防署職員からの説明に熱心に耳を傾けていた。

訓練に参加していたポーランド出身の外国人の方は、「出身国で地震の経験は無く、日本でもマグニチュード4しか経験したことがないので、起震車で震度7を体験してとても怖く思いました。家具の固定や避難時の荷物の準備をしようと思います。これまで防災語学ボランティアを知りませんでしたが、今回のセミナーはとても面白く、情報を沢山得ることが出来ました。」と語ってくれた。

また、訓練に参加した防災語学ボランティアの方は、「実際に被災した時は、一般的な日本語はもちろん専門用語も多く使われるため、外国人の方は非常に分かりづらいと思います。水や食料、毛布等がどこで手に入るのか、生き延びるための情報が、学校等、家の近所で分かるといいと思います。地震の経験がない方はパニックになると思うので、日頃から周知出来ればと思います。」と語ってくれた。

セミナーでは、非常食のクラッカーや防災行動マニュアル(英語版)、区報等を多言語で閲覧出来る電子書籍アプリ「カタログポケット」の案内等が配布され、無事終了となった。

防災語学ボランティアとは?

目黒区地域防災計画で定められている「専門ボランティア」のひとつで、「目黒区防災語学ボランティア」に登録いただいた方に、震災や風水害の際に避難所に避難された外国人の方の通訳や掲示物の翻訳を行ってもらったり、復興の際に区役所等で相談や事務手続きの通訳・翻訳を行っていただくもの。平成31年1月時点で13か国語56名が登録をしている。「専門ボランティア」には、語学のほかにも、手話・医療・介護等、専門的な分野を担当するボランティアがある。

この記事の問い合わせ先

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