更新日:2019年5月4日
3月16日(土曜日)目黒区民センターホールにて「目黒区老人クラブ連合会」と「公益社団法人 目黒区シルバー人材センター」が初めて共同で行う、シニアの集い「「人生100年時代」を輝き続ける」が開催された。地域で活躍する高齢者を中心に多くのかたが来場した。
このイベントは、両会が地域への感謝を表明するとともに、活力ある魅力的なシニア文化の醸成に貢献することを目的としており、目黒区で暮らす高齢者が「人生100年時代」を輝き続けるため、より健康で生きがいを実感するためのモチベーションを高める機会となることを狙いとし、開催されたもの。
挨拶を行う青木英二目黒区長
第一部では、「人生を走る ゴール無限」と題し、メキシコオリンピックマラソン銀メダリスト君原健二氏が講演を行った。講演で君原氏はオリンピックでの秘話を交えながらこれまでの人生を振り返り、「人生100年時代です。いつまでも走り続けてください」と来場者を激励した。
君原健二氏の講演
第二部では、「高齢者が輝ける場所」と題しパネルディスカッションを行い、NPO法人シニア大樂理事長 藤井敬三氏がコーディネーター、目黒区老人クラブ会員と目黒区シルバー人材センター会員がパネリストとして登壇した。パネルディスカッションでは活動を始めたきっかけ、活動の様子やそれぞれの特徴、今後やっていきたいことなどが語られた。コーディネーターの藤井氏は「人のつながりを持って地域で活動していることは非常にいいことです。シルバー人材センターも老人クラブもそのいいきっかけになります」と語った。
パネルディスカッション
コーディネーターの藤井敬三氏
第三部では、学校法人トキワ松学園中学校高等学校吹奏楽部による吹奏楽演奏が盛大に行われイベントは閉会した。
シルバー人材センター会員というイベントの来場者は「普段の活動はとても楽しくやっています。仕事をしていると、若いかたやお子さんと交流ができて、生きがいになります。体や時間に余裕がなくなったら、シルバー人材センターをやめて、老人クラブで活動するというのもいいかな、と思います」と話していた。
この記事の問い合わせ先
公益社団法人目黒区シルバー人材センター事務局
電話番号 03-3793-0181
