更新日:2019年6月3日
目黒区では5月27日(月曜日)から9月30日(月曜日)まで、熱中症予防のための「涼み処」を開放する。
この「涼み処」は、高齢者の熱中症対策事業の一環として区の施設を開放して実施するもの。
気温が高くなる梅雨明けや夏は、高温・多湿・無風状況となり、熱中症が起こりやすくなる。特に熱中症患者の半数以上が高齢者である。年齢が高くなると体の調整機能が低下して、暑さやのどの渇きを感じにくくなり、体内の水分量も少なくなるため脱水状態になりやすい。また、体温調整機能が未熟な乳幼児などもとりわけ注意が必要である。
青いのぼり旗が目印
そのため、高齢者センター(1か所)と老人いこいの家(24か所)を「涼み処」として開放し、エアコンや扇風機を稼動させると共に水分補給のための麦茶を常時用意している。また、施設の入り口には「涼み処」の青いのぼりを立て、通りすがりのかたなど、より多くのかたの利用を促す。
老人いこいの家で行われていたサークル活動の輪投げ
本日老人いこいの家を利用していたかたがたも、用意された麦茶を飲みながら会話を交わし、くつろぎの時間を過ごしていた。
利用者のかたは、「初めての人には入りづらいかもしれないが、若いかたやいろいろな人にもっと利用してもらいたい。各老人クラブも活動しているので初めて来たかたも、活動をご覧になって参加してみたいなというふうに思ってもらえたら嬉しい。」と話してくれた。
冷たい麦茶でホッと一息
なお、高齢者センターと老人いこいの家は60歳以上のかたが利用することのできる施設であるため、施設利用にあたっては利用登録申請を経て利用証の提示が必要であるが、「涼み処」については利用証の提示は不要。緊急避難的に60歳未満のかたの一時利用もできる(孫を連れての利用などを想定)。
「涼み処」で用意されている麦茶
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この記事の問い合わせ先
健康福祉部高齢福祉課いきがい支援係 電話番号 03-5722-9837
