更新日:2019年6月14日
6月9日(日曜日)午前9時から、目黒区立第十中学校において、第34回小型消防ポンプ操法演技発表会が行われた。
目黒区では震災対策の一環として、災害時において「自分たちの街は、自分たちで守る」という共助理念のもと、区が各地域の防災区民組織に小型消防ポンプを配備している。
訓練の成果を発揮
小型消防ポンプ操法演技発表会は、地域の方々がこの小型消防ポンプを用いて災害時の火災被害を最小限に抑えるため、小型消防ポンプの基本操法の向上と普及を図ることを目的として行われている。この小型消防ポンプ演技発表会に出場する隊員は、日頃からの訓練、また、この小型消防ポンプ演技発表会に向け、仕事が終わった後や休みの日など、貴重な時間を割いて訓練を重ねている。
小型消防ポンプはC級(6人編成)とD級(3人編成)があり、C級は4組計24人、D級は32組計96人が出場した。また、区内の各町会・自治会や来賓などが大勢応援に駆けつけ、発表会は大いに盛り上がった。
挨拶する青木区長
各隊の操法演技に先立ち、主催者を代表して青木英二目黒区長からは、「目黒の安全安心をお祈りし、足元の悪い中ですので配慮しながら、皆さまのご健闘を心からお祈り申し上げます」と挨拶が行われた。続いて、操法演技の審査を行う目黒消防署からは、「一つ一つの動作を丁寧に確実にやっていただきたいと思います」と演技にあたっての注意点が説明された。
3人で息を合わせて操作
丁寧に作業
豪快なホースさばき
発表会は、D級ポンプの部は3隊同時に、C級ポンプの部は1隊ごとに演技が披露され、審査が行われた。「わが街」の防災隊が出場すると、地元の町会・自治会からは熱いエールが送られ、演技披露が終了すると、全ての出場隊に会場から盛大は拍手が送られた。各隊とも、安全で確実な動作を着実に行い、事故もなく無事に操法演技発表会は終了した。
火点に命中(D級ポンプ)
火点に命中(C級ポンプ)
結果発表(優秀技能賞)
出番を終えた小型消防ポンプ
C級ポンプの部(演技発表順)
- 三谷北町会特戦チーム
- 碑文谷6丁目自治会消火隊
D級ポンプの部(演技発表順)
- 新上六町会防災隊
- 東山三丁目自治会防災部
- 碑一防災隊
- 鷹番町会消火隊
- 大塚山町会防災隊
- 八雲町会防災隊
この記事の問い合わせ先
危機管理室防災課 電話番号 03-5723-8488
