更新日:2019年7月18日
7月13日(土曜日)、目黒区総合庁舎(目黒区上目黒二丁目19番15号)において、防災士フォローアップ研修講座が開催され、区内在住の防災士資格取得者53名が参加した。
区では、平成24年度から防災士資格取得の支援を開始し、防災士育成の取組を行っている。今回の研修講座は、防災士として必要な知識・技能の定着・向上を図ること、また、防災士同士や地域で防災活動に携わっている方々の交流の場となることを目的として開催された。
研修会場の様子
開催にあたり、青木英二目黒区長から、「目黒区ではこれまで、地域の防災リーダーを育成するため「防災士」資格の取得を支援してまいりました。昨年度までに、防災区民組織などから推薦をいただき資格取得された方が61名いらっしゃいます。防災士の皆さまには、いざというときに、地域で自主的に防災活動のリーダーとして活躍していただきたいと考えています。今回の研修が防災士同士の交流の場となり、顔の見える防災の輪が広がることを期待しています。昨今、災害が忘れる間もなく発生しています。目黒区においても、避難所となる小・中学校の全校(31校)の体育館に空調設備の整備を今年度中に完了できるよう、取組を進めています。これからも、防災士の皆さまとの連携を強化し、災害時の対応力向上に努めてまいりますので、引き続きご協力をお願いいたします。」と挨拶を行った。
挨拶を行う青木英二目黒区長
講義を行う甘中繁雄特定非営利活動法人日本防災士機構理事
研修の1限目は「避難と避難行動 避難所の開設と運営」と題して、特定非営利活動法人日本防災士機構理事・
1限目・講義の様子
研修の2限目は「避難と避難行動 避難所の開設と運営」のワークショップが行われた。冒頭、甘中氏から「避難所運営の基本」についてレクチャーを受け、その後、参加者は8班に分かれ、それぞれが「避難所運営委員会」の模擬訓練を行った。訓練では「避難所運営は事前の段取りが8割!」を念頭に、生活時間・生活空間の利用方法・清掃・洗濯といった基本的な避難所生活ルールの検討や、避難生活における様々な課題について真剣に議論を交わしていた。
2限目・ワークショップの様子
この記事の問い合わせ先
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