更新日:2019年11月6日
10月27日(日曜日)、「第18回中目黒公園祭」が、中目黒公園(所在地:目黒区中目黒二丁目3番14号)で開催された。少しづつ秋の装いを見せ始めた目黒川。中目黒駅からほど近く、目黒川に隣接する中目黒公園には、自然とのふれあいを楽しもうと、多くの家族連れなどで賑わった。
開会式では、来賓の鈴木勝目黒区副区長から、「この中目黒公園は平成14年3月に開園しました。公園づくりの段階から地域の方々に支えられ、活力あふれる公園となっております。現在、公園活動登録団体が5団体あり、様々な方が生態系に配慮しながら活動されています。是非、今日一日を楽しんでください。」と、挨拶を行った。
中目黒公園で秋の一日を楽しんだ
中目黒公園祭は平成14年の開園当初から毎年実施しており、また祭の実行委員会も、開園当初から中目黒公園の運営に関わっている5つの登録団体を中心に社会福祉団体など地域の協力団体で組織されている。この祭は団体の活動紹介や団体と利用者との親睦、公園利用のマナーの向上を図ることを目的として実施し、毎年園内の活動で育てた花苗などの販売や、ヤキソバ、肉まんなど多くの模擬店やブースが出店していた。
有機クラブが育てた野菜入りのヤキソバ
祭では各種イベントを通じて公園運営への理解を深め、今後もより多くの人々が気持ちよく、楽しく利用できるよう、マナーの徹底とともにボランティアとしての参加を呼び掛けていた。会場では子どもたちに大人気の「ミニSL」の運行、公園に隣接する東京共済病院による「上手な手洗い体験コーナー」や「無料栄養相談」などが行われていた。
普段は閉鎖管理している、いきもの池を開放
はらっぱ広場で生き物さがし
公園のビジターセンターとしての役割も持つ「花とみどりの学習館」では、香りのよいドライフラワーを使ったミニブーケづくりの講習会が行われ参加者からは、「今日はミニブーケづくりが目的で来園しました。講師の方が丁寧に教えてくれたので、楽しく香り高いミニブーケを作ることができました。」と、嬉しそうに話してくれた。また、園内で採れたハーブを使ったハーブティーは「一杯50円でお替り自由」でふるまわれていた。ハーブティーを楽しんでいた方は、「3種類のハーブティーをいただきました。レモングラスティーはフレッシュでさわやかな香りがしました。びわ茶は健康に良さそうな感じで、くわ茶はとてもフレッシュで渋みもなくとても美味しかったです。」と感想を話してくれた。
お気に入りの香り高いミニブーケ
50円で3種類のハーブティーが楽しめる
見事な「はっぱのステンシル」を披露してくれた
爽やかな秋風が吹き抜け、開放感あふれる中目黒公園を訪れた人たちは、思い思いに祭を楽しんでいた。
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都市整備部 道路公園課 公園利用係 電話番号 03-5722‐9242
