更新日:2020年9月3日
目黒区長によるビデオメッセージ
新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、大地震や大規模な風水害など、自然災害が重なると、いわゆる複合災害となります。
目黒区では、感染症対策の避難所マニュアルを策定し、避難所での感染拡大防止を図る取組などについて、ビデオメッセージで報告しました。
区長メッセージ全文
区民の皆さんこんにちは。区長の青木英二です。
目黒区内の新型コロナウイルス感染者数は、677名となっております。
り患された方には一日も早い回復をお祈りいたします。
ただ残念ながら、なかなか感染の収束が見えません。
こうした状況の中で、大きな地震や大規模な風水害など、自然災害が重なると、いわゆる複合災害となります。
そうなりますと、区民の皆さんが多数、避難所に避難し、避難所が3密状態になり、感染のリスクが高まってくる懸念があります。
既に目黒区は、先月31日、NHKの夕刻のニュースでも報道されているように、こうした感染対策のマニュアルの策定をいたしました。
このマニュアルに沿って、避難所にはマスク、消毒剤、体温計などを順次配備しています。
更に避難所での感染拡大の要因の一つと言われている、唾が飛ぶことを防いだり、感染症で体調が悪くなった方々のために、まずは風水害の緊急対応と併せて、目黒川沿いに6つの地域避難所に、屋内型のテント20張り、段ボールベッド10台を配置しました。
今後、38か所の地域避難所に、順次、40のテントを配置してまいります。
私は、災害時の感染拡大防止に向けて、しっかりとチャレンジしてまいりますので、区民の皆様方にも避難所の感染リスクを念頭に入れていただいて、普段からご家庭でマスクや消毒剤など、衛生用品の備蓄を心からお願いいたします。
目黒区長、青木英二からのお願いとご報告です。
区長によるビデオメッセージ
目黒区長メッセージ「感染症対策を踏まえた避難所開設」(令和2年9月3日)
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