目黒区ふるさと納税　体験型返礼品にウェンスティンホテル東京の宿泊券等を追加！（令和2年10月1日）

豊かな緑に囲まれたラグジュアリーホテル。重厚なヨーロピアンクラシックのインテリアでゆったりと

ご宿泊券　デラックスルーム　1泊1部屋2名様　朝食付き

昨年6月の法改正では、目黒区の返礼品においても、友好都市石川県金沢市や、東日本大震災で被災した友好都市宮城県角田市・同県気仙沼市の物産品、目黒区を代表するお菓子、中目黒の人気アーティストのグッズも「地場産品でない」という理由で返礼品の対象外とせざるを得なくなり、返礼品のラインナップは半分以下となった。

その後、担当者が区内の店舗等を訪ねてご協力をお願いし、有名なパティシエによるスイーツや老舗のお菓子などを返礼品のラインナップに加えてきた。

今回、「ウェンスティンホテル東京」のご協力で、品数としては、ほぼ法改正前に戻すことができた。区の担当者は、「恵比寿ガーデンプレイスのイメージが強いと思いますが、ウェンスティンホテル東京は、目黒区にあります。スイーツやグルメセット、ディナーに宿泊、スパもお楽しみいただける体験型返礼品として、都心ならではのひとときを味わっていただきたいと考えております。」と話している。

• ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」

ウェンスティンホテル東京の返礼品一覧

品目	寄付額
ザ・テラス ディナービュッフェペアチケット	60,000円
Deli スイーツセット	52,000円
Deli グルメセット	52,000円
レストラン共通ディナーペアチケット	127,000円
スパ ボディ・ジェットラグセラピー 60分	85,000円
スパ フィトエッセンスフェイシャル 60分	85,000円
デラックスルーム 1泊1部屋2名様 朝食付き	110,000円
エグゼクティブルーム 1泊1部屋2名様 朝食付き	143,000円

経緯

ふるさと納税制度は、地方税法が一部改正（令和元年6月1日施行）され、本制度による特例控除を受けるためには、総務省への申出書を提出し、認められた自治体のみが対象となる指定制度となった。また、返礼品は、寄付額の3割以下の地場産品とする基準が示され、過度な返礼品競争に歯止めがかかるか注目されていた。

目黒区における本制度の影響

コロナ禍での取組み

全国的に見ると令和元年度のふるさと納税による寄付額は、4,875億円で、過去最多だった平成30年度の5,127億円を4.9パーセント下回り、7年ぶりの減少となった。法改正によって、返礼品は「寄付額の30パーセント以下の地場産品」に限定したことで、自治体間の過度な返礼品競争は一定の歯止めがかかったとされている。
しかしながら、本区の税収減の影響は、29年度約12億、30年度は約16億に達し、さらに令和元年度は約21億7千万円余で毎年度、過去最高額を更新している。この目黒区の現状を見れば、「事態は全く変わっていない、むしろ悪化している」と言わざるを得ない厳しい状況である。

新型コロナ対策は、長期間対策が続くことが予想されることから、区民の健康支援、医療・福祉の現場支援、景気対策、児童・生徒の教育環境の整備等、様々なコロナ対策事業全般に柔軟に寄付金を充てられるよう「新型コロナウイルス等感染症対策」として寄付メニューを設定している。
5月12日よりふるさと納税ポータルサイトに同寄付メニューを追加し、協力を求めて、8月31日現在約3か月半で53件200万円余の寄付があった。
また、ふるさと納税ポータルサイトでは、新型コロナウイルス被害事業者向け支援プロジェクトとして、外食産業関連事業者様用の特別サイトが設置されているので、本区の返礼品提供事業者の品物を12品エントリーして支援を求めている。

目黒区へのふるさと納税の状況

ふるさと納税影響	平成29年度	平成30年度	令和元年度
ポータルサイトからの寄付額	約1,400万円	約4,200万円	約5,400万円
流出額	約12億円	約16億円	約21億7千万円

問合せ先

企画経営部　秘書課
電話：03-5722-9152