更新日:2021年1月27日
1月25日(月曜日)、目黒区総合庁舎2階大会議室(所在地:目黒区上目黒二丁目19番15号)において、書家、金澤翔子氏による席上揮毫会が開催されました。
この催しは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた200日前の取組みとして目黒区が企画したものです。当初は、目黒区総合庁舎南口エントランスにおいて開催し、区民の皆様にも披露する予定でしたが、会場内での「密」を避けるため、大会議室において関係者のみでの開催となりました。
席上揮毫会会場の様子
金澤翔子氏は、揮毫の前にお祈りを捧げました。その後、自らの名前の一文字が入っている「飛翔」を、力強く書き上げる書道パフォーマンスが行われ、書き上げられた「飛翔」が参加者に披露されると、会場内には歓声の代わりに大きな拍手が響き渡りました。
書道パフォーマンスの様子
「飛翔」の披露
書道パフォーマンス終了後には、金澤翔子氏と母親の金澤泰子氏によるミニトークショーが行われました。目黒区で生まれた翔子さんは、障害を持ちながらも30歳になった時に一人暮らしを始めました。心配の多かった一人暮らしも、近所の商店街の皆さんに助けられながら元気に過ごしています。」と、終始、明るい笑顔で話してくれました。
青木英二目黒区長の挨拶
本日揮毫された書は、目黒区総合庁舎南口エントランスで展示中の、東京2020公式アートポスター展(令和3年1月18日から令和3年1月29日まで)と一緒に展示されています。
また、書道パフォーマンスの様子は、令和3年2月5日から動画配信サイトYouTubeで公開する予定です。
東京2020公式アートポスター展と「飛翔」展示の様子
金澤翔子氏プロフィール
書家。5歳から母に師事し書を始める。20歳のとき、銀座書廊で初の個展。その後、法隆寺、東大寺などの寺社で個展・奉納揮毫(きごう)。ニューヨークやチェコなど、海外でも個展を開催する。またNHK大河ドラマ「平清盛」のタイトル文字や東京2020公式アートポスターを制作するなど、幅広く活躍している。平成25年、紺綬褒章を受章。
めぐろ区報リレーメッセージ
目黒区では、コロナ禍で少しでも前向きな気持ちになれるよう、目黒にゆかりのあるかたにメッセージを寄せていただき、めぐろ区報で紹介してきました。金澤翔子氏からも「私は目黒で生まれましたので、目黒の皆さんが好きです。目黒を愛してます!コロナ自粛期間中には、近所の散歩でダイエットに取り組みました。結果は大成功。10キロも体重を落とすことができました。いろいろ悲しいこともありましたが、翔子はコロナ禍を前向きに暮らしています。」とメッセージを寄せてくれました。
第8面に掲載しました。
問合せ先
文化・スポーツ部 オリンピック・パラリンピック推進課
電話:03-5722-9361
