更新日:2021年3月30日
開園式の様子
令和3年3月28日(日曜日)、目黒区内では初めてとなる、特別養護老人ホーム等の高齢者施設と身体障害者入所施設等の障害者施設との複合施設「こぶしえん」が、目黒区立第四中学校の跡地に開設することに伴い、開園式が開催されました。
運営法人「社会福祉法人徳心会」理事長の挨拶
式の開会にあたり、関根陸雄社会福祉法人徳心会理事長は、「「こぶしえん」は、目黒区立第四中学校の跡地に竣工しました。正門にコブシの木があった目黒区立第四中学校の想いを継承する意味で、施設名称を「こぶしえん」としました。施設の中を貫く「プロムナード」を上手に使って、地域に開かれた施設を目指し、季節ごとの催事には、来客であふれる施設にしたいと思います。利用者のかたはもちろん、地域の皆さまに「徳心会でよかった」と言われる施設に育てていく所存です。」と挨拶しました。
挨拶を行う関根陸雄徳心会理事長
目黒区長の挨拶
来賓として出席した青木英二目黒区長は、「この施設は、3つ素晴らしい点があると思います。一つ目は、大きな敷地の中に3種類の福祉施設があることで地域福祉が充実するという点です。平成30年3月に開設した障害者グループホーム「沙羅の家清水」、同じ年の4月に開設した認可保育所「ゆらりん下目黒保育園」、そして高齢者施設と障害者施設の複合施設である「こぶしえん」が連携して地域福祉を支えていただくことをうれしく思います。二つ目は、ハード面です。施設全体がとてもゆったりしたつくりとなっています。障害者のかたは、ご自分の居室からリフトを利用してトイレや浴室へ移動できるなど、みなさまにとって良好な生活空間を提供していただいています。三つ目は、地域に開かれている点です。施設内に、地域のみなさまが利用できる空間があることや、防災拠点となる防災備蓄倉庫を設置していただいていることなど、とても地域に開かれた施設となっています。施設名称にもある、コブシの花には「友愛」という花言葉があるそうです。「こぶしえん」が、花言葉のように愛に満ちて発展していくことを心から期待しています。」と挨拶しました。
挨拶を行う青木英二目黒区長
施設の概要
こぶしえん外観
運営法人
社会福祉法人徳心会(三鷹市下連雀三丁目26番12号)
所在地
目黒区下目黒六丁目18番2号
施設内容
- 特別養護老人ホーム:120名、併設ショートステイ:24名
- 看護小規模多機能型居宅介護 登録定員29名(通い15名、宿泊5名、訪問)
- 認知症対応型通所介護 定員12名
- 都市型軽費老人ホーム 定員20名
- 身体障害者入所施設 定員18名 短期入所2名
- 障害者通所施設(生活介護) 定員40名
- 特定相談支援事業所
- 基幹相談支援センター(区委託事業)
開設日
令和3年4月1日
こぶしえん内観(フィットネスルーム)
こぶしえん内観(レストラン)
問合せ先
健康福祉部 障害施策推進課
電話:03-5722-9848
健康福祉部 高齢福祉課
電話:03-5722-9607
