更新日:2021年3月30日
3月29日(月曜日)、目黒区総合庁舎(所在地:目黒区上目黒二丁目19番15号)において、災害発生時における施設の使用に関する協定締結式が行われました。
目的
災害時、公共交通機関の混乱により区内の主要駅周辺や主要道路に多数の帰宅困難者が発生することが予想されることから、帰宅が可能になるまで待機する場所がない帰宅困難者を一時的に受け入れる、民間施設を活用した一時滞在施設の拡充が求められています。
こうしたことから、主要駅である中目黒駅周辺に位置する「正覚寺」の施設について、宗教法人正覚寺と一時滞在施設の使用に関する協定を締結することとなりました。
協定書署名の様子
協定対象施設
名称
正覚寺
所在地
目黒区中目黒三丁目1番6号
施設使用場所
本堂、祖師堂、客殿など
収容人数
300人
協定により期待される効果
中目黒駅周辺は、一日あたりの乗降客数が30万人以上の主要駅周辺地域であり、発災時には多数の帰宅困難者が発生することが予想され、既に協定を締結している東京音楽大学中目黒・代官山キャンパスと併せて、帰宅困難者の避難場所として期待できます。
協定書取交わしの様子
協定締結式の署名者
目黒区長 青木英二
宗教法人正覚寺 代表役員 池田 真一
関係者全員でフォトセッション
協定締結にあたり青木英二目黒区長は、「ひとたび大規模な災害が発生し、公共交通機関がストップしてしまうと、駅周辺に、多くの帰宅困難者が滞留することになります。特に、中目黒駅は乗降客数が多く、災害時の帰宅困難者は、4千人から5千人と推計されています。このたび、正覚寺様と、防災協定を結ぶことにより、帰宅困難者を一時的に受け入れていただくこととなりました。協定では、300人の帰宅困難者を、本堂や客殿の広間などに受け入れていただけるとのことです。これからも、正覚寺様をはじめ、地域の皆さまとの連携を強化し、災害に強いまちづくりを進めてまいりますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。」と挨拶を行いました。
問合せ先
危機管理室 防災課
電話:03-5723-8176
