更新日:2021年9月1日
令和3年8月24日(火曜日)、めぐろ区民キャンパス内(目黒区八雲一丁目1番10号)に、目黒区の委託事業として福祉の店「COHANA(コハナ)」がオープンしました。これを受けて、令和3年8月27日(金曜日)、午前11時の開店に合わせて、青木英二目黒区長が訪れました。
「COHANA(コハナ)」では、マドレーヌやクッキー等の焼き菓子やお弁当、ジャム等の食品から、ポーチやキャンドル、キーホルダー等の雑貨まで、幅広い種類の品物が並んでいます。これらは、区内にある15の障害福祉施設で作られた自主生産品で、その売り上げはそのまま各施設で働く利用者の工賃になります。
建物外観
店内の様子
また、店内にはイートインスペースを設置し、豆から入れる本格的なコーヒーや、期間限定ドリンク等の飲み物の提供も行っています。イートインスペースは、外の景色がよく見える屋内席に加え、緑にあふれたテラス席もあります。今後は、障害理解の促進を目的として、障害者が描いた絵等の創作物展示や、ワークショップの開催等も予定しています。
「COHANA(コハナ)」という店名は、ハワイ語で家族を意味する「OHANA」に、英語で共同、共通を意味する「CO」をつけた造語で、家族のような温かい場所を、一緒に作っていきたいという思いから命名されました。また、緑豊かなめぐろ区民キャンパスで、小さな花のように素敵な製品を見つけてほしい、という願いも込められています。
お菓子を購入する青木区長
青木区長は、中島啓明(なかじまひろあき)店長に、オープン時の様子や、訪れるお客様の反応などについて説明を聞いた後、店内を回って、ドリンクや焼き菓子を購入していました。中島店長は、「障害のある人もない人も、誰もが気軽に立ち寄って、ひと息ついてもらえるようなお店にしていきたいと思っています。地域の皆さまに長く愛されるようスタッフ一同、力を合わせていきます」と話していました。
めぐろ区民キャンパスは大規模な複合施設で、文化ホールや図書館、体育館、区民斎場、障害福祉施設等が設置されており、「COHANA(コハナ)」にも多くの来客が見込まれます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、店内入り口での手指消毒のほか、対面にならない座席配置など感染対策を徹底して営業していきます。
素敵なアクセサリーや小物もあります
いつまでも地域に愛されるお店に
COHANA(コハナ)の概要
所在地
目黒区八雲一丁目1番10号(めぐろ区民キャンパス内)
営業時間
火曜日から土曜日、午前11時から午後3時30分まで(祝日、年末年始は定休日)
最寄り駅
東急東横線都立大学駅から徒歩7分
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問合せ先
健康福祉部 障害施策推進課
電話:03-5722-9893
