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更新日:2021年11月26日

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子ども虐待防止講演会を開催「思春期の子どもを理解する 思春期って何? どう対応すればいいの?」(令和3年11月17日)

令和3年11月17日(水曜日)15時から17時、パーシモンホール小ホール(目黒区八雲一丁目1番1号)で、子ども虐待防止講演会「思春期の子どもを理解する 思春期って何? どう対応すればいいの?」を開催しました。この催しは、厚生労働省が毎年11月に位置づけている「子ども虐待防止推進月間」に合わせ、目黒区要保護児童対策地域協議会(注記)が啓発活動の一環として開催するものです。

本日は、事前に申し込みのあった子育て中の区民や、子育て支援業務に携わっている区職員など合わせて約60名が参加しました。講演に先立ち、主催者を代表して、目黒区子ども家庭支援センター所長の松尾伸子から「思春期の子どもの自主性を尊重しつつ、親の意見を子どもにどう伝えるかなど、子どもと接する際の参考になればと思っています」と挨拶しました。

続いて、駒木野病院(八王子市)副院長で児童精神科医の笠原麻里(かさはら まり)氏が、「思春期の子どもを理解するから思春期って何? どう対応すればいいの?」とのテーマで講演を行いました。笠原氏は、「多感な時期を迎えた我が子との接し方について、悩んでおられる保護者は多いと思います。思春期は、自己のアイデンティティを確立していく時期。今は、40歳くらいまでが思春期といえます。子どものSOS、ストレスサインに気づき、大人は分かっているよ、一人じゃないよというサインを送ることが大切です」などと述べました。

講演写真
講演する笠原麻里氏

また、講演後、複数の質問があり、「不登校の子どもや、その保護者に対する声かけは、どのようにしたらよいか」という問いに対して、笠原氏は、「不登校という状況に着目するのではなく、子どものよい部分、成長した部分を見つけて、認めるような声かけをしてほしい」などと答えました。講演会に参加した区民は、「思春期の我が子について、気になる行動が幾つかあり、心配していたが、専門の先生から話を聞くことができ、我が子だけではないのだと安心することができました」と話していました。

パンフレット写真
参加者に配布されたパンフレット

(注記)目黒区要保護児童対策地域協議会:児童福祉法に基づき、要保護児童等に関し、関係者間(児童相談所、子ども家庭支援センター、保健機関、学校、警察等)で情報の交換と支援の協議を行う機関。

本件に関するお問い合わせ先

子育て支援部子ども家庭支援センター

電話:03-5722-6836

お問い合わせ

広報課

ファクス:03-5722-8674