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更新日:2021年11月26日

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いざという時のために めぐろパーシモンホール第10回避難訓練コンサート(令和3年11月18日)

11月18日(木曜日)13時30分、めぐろパーシモンホール小ホール(目黒区八雲一丁目1番1号)にて避難訓練コンサートが開催されました。今回で10回目を迎える「めぐろパーシモンホール避難訓練コンサート」は平成23年に発生した東日本大震災をきっかけに、災害等が起きた際、お客様に安全に避難していただくための訓練として始まりました。それ以後、毎年継続して大ホールで実施されていましたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響から開催が見送られ、今年は初めて小ホールで開催されました。コンサート中に震度6弱の地震が発生したという想定で訓練が行われ、事前に申し込みをした約100名が参加しました。

金管五重奏の写真
「祭ばやし」による金管五重奏

これまでの大ホールでのコンサートの際は、大編成の吹奏楽でしたが、今回は小ホールということで金管五重奏のグループ「祭ばやし」による演奏でした。コンサートが始まり、4曲目の「となりのトトロ」の演奏の途中で地震が発生。大きな地鳴りとともに照明が落ちる中、係員の「身を低くして、荷物などで頭を守ってください」とのアナウンスのもと、参加者は一斉に身をかがめて、頭を守る姿勢をとっていました。地震による周辺の被害状況の確認が整うと、大きな余震に備え、館外への避難が開始され、係員の誘導により、観客は整然と速やかに避難しました。

地震情報を伝えるスタッフの写真
会場に地震情報を伝えるスタッフ

頭を守る姿勢をとる参加者の写真
頭を守る姿勢をとる参加者

避難経路へ誘導する写真
避難経路へ誘導される参加者

広場へ避難している写真
整然と広場へ避難

避難後、休憩時間をはさんで、あらためて「となりのトトロ」から演奏が再開され、「祭ばやし」のメンバー編曲による「かえるの歌変奏曲」や「ウエスト・サイド・ストーリー」のハイライトが華やかに演奏されました。

参加した区民からは、「東日本大震災の発生以来、大きな地震への備えが大切と感じていました。コンサートが好きでパーシモンホールにも何度か来ていますが、素敵な演奏と合わせて避難訓練に参加できることで、これらも安心してコンサートに行くことができます」と話していました。

災害時の備えについて説明している写真
碑文谷警察署から災害時の備えについて説明

本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 めぐろパーシモンホール事業課
電話:03-5701-2913

お問い合わせ

広報課

ファクス:03-5722-8674