更新日:2021年2月16日
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動画ニュースの内容
ナレーション
目黒区美術館で1月24日、「音楽家の引き出し、お見せします。大口俊輔編 お話と演奏」というイベントが開かれました。
これは、美術館で開催されていた企画展「視ることの楽しみ 画材と素材の引き出し博物館」の関連イベントとして、めぐろパーシモンホールと目黒区美術館の共同で企画されたものです。
めぐろパーシモンホール 事業課 事業係長 小比類巻由乃さんのインタビュー
展覧会の内容が、色々な素材ですとか画材ですとかそういったものを知っていただくというものだったので、音楽家が音楽を制作する際の色んな素材ですとか、色んなアイデア、そういった引き出しを紹介するという、内容的にリンクできるような物が作れればなと思いまして、大口さんからもアイデアを頂いて、一緒に考えてきました。
やはりコロナの感染症の拡大が収まらずに、みなさんライブで何か楽しむですとか、いろんな新しいことを吸収するという機会がなかなかないと思うんですけれども、こういった本来は展示するべき会場で、ゆったりしたスペースで安心してお話とか演奏を楽しんでいただければなと思いましてこういった形で開催させていただきました。
ナレーション
ピアニストでアコーディオン奏者、作曲も手掛ける大口俊輔さん。
演劇やファッションショー、映画、テレビなど様々な分野の音楽を生み出してきました。
今回は大口さんが創作活動をする上での知識や技術、経験などの引き出しには、どういったものが入っていて、どの様に組み合わせ、新たな作品を生み出しているのか、普段は見ることのできない音楽家の引き出しの中身が紹介されました。
ジュンヤ・ワタナベ・コムデギャルソンのパリ・コレクションのための音楽制作では、「パッチワーク」というキーワードで、これまで聞いたことのない強い音楽をオーダーされました。
大口さんは、このとても難しい注文にピアノやドラムなどのいわゆる楽器と呼ばれるものを直接演奏しないということを思いつきます。
そして、例えば車のエンジン音や物を落とした時の音など、強いと思えるあらゆる音を録音し、その音をサンプリングと呼ばれる手法によってキーボードの鍵盤に割り当てて、それを演奏する事によって音楽を制作したという話などがありました。
他にも分解したアコーディオンの組み立て方の解説やアコーディオンの生演奏が披露されました。
音楽家 大口俊輔さんのインタビュー
普段表に絶対見せない、自分の音楽家としての引き出しを見せる機会って今回やってみて、今までなかったなっていう、だから新鮮で楽しかったです。
裏側でどういう努力があったりとか、考え方だったりとか、進め方だったりとか、ていうのはあまり音楽家の場合は知られていないから実際のところを知ってほしいなっていうのはありましたね。
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