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親子で体験!狂言と日本舞踊(令和5年3月4日)
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目黒区公式YouTubeチャンネルめぐろTV「親子で体験!狂言と日本舞踊(令和5年3月4日)」
目黒区動画ニュースの内容
ナレーション
めぐろパーシモンホールで3月4日、日本の伝統芸能を体験するワークショップが開かれました。
このイベントは、区内の小学生とその保護者を対象に狂言と日本舞踊に親しんでもらおうと目黒区が主催したものです。
この日は午前と午後に分かれて、およそ40組80人が参加しました。
ナレーション
狂言の講師を務めたのは、能楽狂言方和泉流(のうがくきょうげんかた いずみりゅう)の奥津 健太郎(おくつ けんたろう)さん。
目黒区立小学校で10年以上、狂言教室などを行っています。
狂言講師 奥津健太郎さんインタビュー
狂言が生まれて650年間考えてきた事、もちろんそれ以前のこともあるんですけれども、色々な考えとか思いというものが舞台に集約されているので、それを次の世代の子どもたちにも知って欲しいと思いますし、文化によって国際交流をするということもこれからの子どもたちにとっては出来ることなんではないかなと思うので、僕たち以上に日本を海外にも紹介していってほしいなと思っています。
ナレーション
そして日本舞踊の講師は、正派西川流(せいは にしかわりゅう)の西川 大樹(にしかわ だいき)さん。
西川さんも子どもたちへの日本舞踊の普及に努めています。
日本舞踊講師 西川大樹さんインタビュー
僕らがやっている日本舞踊は歌舞伎のダンスの部分が日本舞踊なんですけれども、僕らがやっているこの動き自体も昔からずっと先輩方が、しなやかに動かすために工夫してこられたことで、新しい文化だけじゃなくて古い文化も深く見つめてみればいいもんだというのを、伝統芸能に限らず、日本的な文化にたくさん触れてもらいたいなという、きっかけになればなと思っています。
ナレーション
狂言の体験で、参加者は、抑揚のある独特な話し方を講師とともに練習したほか、扇子を使った体の動きなどを覚えました。日本舞踊の講師からは背筋を伸ばした姿勢で踊る事や扇子を使った表現方法を教わり、最後は音楽に合わせて桜の舞を踊りました。
後半はそれぞれ講師が舞台に立ち、参加者の間近で、迫力のあるせりふの掛け合いや、流れるような日本舞踊の舞が披露されました。
参加者インタビュー
「すごい難しそうで覚えるのが大変そうだった。でもできたらすごいなって思った」
「日本舞踊がすごく疲れるけど すごく楽しかったと思います」
「舞台がすごくてまたどこかで見たいなと思いました」
狂言講師 奥津健太郎さんインタビュー
子どもたちも親御さんもとても熱心に体験してくださって、また鑑賞してくださったので、とても嬉しく思いました。
日本舞踊講師 西川大樹さんインタビュー
僕らの業界はなかなかみなさんに知ってもらえることがないので、わざざわ応募してくださった方にもう一回見たいなって思ってもらえるようにいつもやっていますんで、なんか、喜んでいただけたかなという気はしますね。
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