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更新日:2021年7月21日

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区長の発言集 チャレンジめぐろ 令和3年度

地域でつながる・続ける新しい介護予防の形(令和3年6月25日号)

コロナ禍でフレイル(虚弱)が懸念されています

新型コロナウイルスの感染拡大が長期化する中で、感染を恐れ、自宅に閉じこもりがちになった高齢者のフレイルが懸念されています。フレイルとは、加齢などに伴い体力や認知機能が低下して、健康な状態と介護等が必要な状態の中間を表す言葉です。コロナ禍では、「気づかないうちに体が衰えていた」「物忘れがひどくなった」などの声が上げられています。フレイルは、積極的に介護予防に取り組むことで、遠ざけることができます。

介護予防に取り組みましょう

介護予防には、毎日のちょっとした運動や会話を続けることが大切です。例えば、人混みを避けて散歩する、友人に電話やメールをするなどがあります。また運動などのほか、肉類等のたんぱく質をしっかり摂取することや、よくかんで味わうといった口くう機能の向上が重要になります。これらの取り組みに加えて、社会参加が介護予防や認知症予防に重要であるといわれています。

地域でつながる・続ける新しい介護予防

区内には、介護予防を目的としたさまざまなグループや団体が活動しています。仲間と共に行う趣味や運動などの自主的活動は、地域の通いの場(社会参加)として注目されています。コロナ禍においても、感染対策を講じながら行うこのような活動は、非常に意義のあるものです。互いに電話やメールなどで声を掛け合い、仲間同士でつながることで、自らの健康を保てるとともに、地域の中での支え合いが生まれます。

今年度から新しい介護予防事業「元気あっぷシニアの部活」「脳に効く!ウォーキング」を開始しました。全16回の講習で介護予防の取り組みや体操を学び、地域で仲間と介護予防を続けるための方法を一緒に考える取り組みです。介護予防を仲間と共に楽しく続け、支え合う。こうした活動を地域に広げ介護予防を推進し、「住みたいまち、住み続けたいまち目黒」の実現に努めてまいります。

全力で新型コロナウイルスワクチンの接種を進めています(令和3年5月25日号)

ワクチン接種の状況

日本全国でワクチン接種が進んでいます。接種は、国の方針により、(1)医療従事者(2)高齢者(3)基礎疾患を有するかたや高齢者施設などの従事者(4)それ以外のかたの順に行います。

目黒区でも医療従事者向けの接種からスタートし、夜間や5月の連休中も接種を進め、医師会などに所属する医療従事者の1回目の接種がおおむね完了しました。

並行して高齢者向けの接種も進めています。4月19日に75歳以上、5月15日に65歳以上のかたへ接種券をお送りし、接種が進みつつあります。
高齢者向けの接種開始時には、コールセンターが一時的につながりにくい状況もございました。心からおわびを申し上げます。今後、国から供給されるワクチン量と配送日が確定次第、予約枠を順次拡大していきますので、安心してお待ちいただきたいと思います。

また、特別養護老人ホームなどの高齢者施設の入所者への接種も並行して進めています。

今後、現在お待ちいただいている基礎疾患を有するかたや、高齢者施設などの従事者、それ以外の皆さんにも、状況が整い次第、ホームページやめぐろ区報などを通じて、分かりやすくご案内してまいります。もうしばらくお待ちください。

多くの皆さんの力を合わせて

今回の大規模なワクチン接種は、多くの皆さんの協力なくしては実現できません。

通常の診療時間だけでなく、診療時間外も使って、接種にあたっていただいている目黒区医師会所属の医師や看護師の皆さん。ワクチンの管理にあたっていただいている目黒区薬剤師会の皆さん。これまでも新型コロナウイルス感染症にり患したかたの治療に奮闘していただいているだけでなく、ワクチン接種にもご協力いただき、本当にありがとうございます。また、医師や看護師の調整やさまざまな物品の手配など、病院や医師会で事務に従事していただいている皆さんや、外出自粛などコロナ対策へのご理解とご協力いただいている区民の皆さんにも改めてお礼申し上げます。

コロナ禍の中、区民の生命と健康を守り、地域社会を維持していくために、多くの方々がそれぞれの立場で懸命に力を発揮していただいています。皆さんの多大なる協力をしっかりと受けとめ、コロナ禍が一日も早く収束するよう、これからも全力でワクチン接種などの対策に取り組んでまいります。

お問い合わせ

秘書課

ファクス:03-3716-7093

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