更新日:2021年2月3日
目黒区長からのビデオメッセージです。
ビデオメッセージの視聴
メッセージ全文
区民の皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
本日先ほど、記者会見を行いまして、今年度の緊急の支出に前もって備えるために準備をしている財源の予備費を活用した取組と、来年度令和3年度当初予算案を発表いたしました。
昨日、ご承知の通り、先月の7日に再度発令されました緊急事態宣言が来月7日まで延長されることが発表となりました。
こういった中、目黒区の累計の感染者数は、2月1日時点で2,861名となっております。未だ予断を許さない状況が続いています。
この間、ご逝去された方々には心からご冥福をお祈り申し上げるとともに、り患をされた方々には1日も早い回復をお祈り申し上げたいと思います。
そういった中、国においては、この感染拡大を収束する切り札として期待されているワクチン接種の準備が進められています。まだ、どのくらいのワクチンが、いつ頃、目黒区に分配されるかが十分わかっておりません。
私どもは、28万人の区民の皆さんの命、そして健康をしっかり守るために、早期に、スピーディーに十分な準備をし、そして様々な状況の変化に十分に柔軟に対応する、フレキシブルに対応するために、先ほど申し上げました予備費を活用し、ワクチン接種に向けて現在「めぐろ・ワクチン・プログラム S&F(Speedy&Flexible)」というネーミングで目黒区独自にワクチン接種の取組を進めております。
例えば、いくつかお話を申し上げますと、今後国から自治体にワクチンが分配をされますけれども、そのワクチンをマイナス75度で保管するディープフリーザーが必要になります。すでに目黒区は5台のディープフリーザーを確保しています。このような対応をしておりますので、国からのディープフリーザーの配布を待たずに早期に、スピーディーに接種の準備もできます。また、もしディープフリーザーが故障しても柔軟な、フレキシブルな対応をとることもできます。
また、ワクチン接種においては、アナフィラキシー反応など副反応が心配されております。
不測の事態に対しても迅速に処置ができるように、大規模な病院・医療機関の近くに3つの集団接種会場を、すでに確保しております。
接種会場となる施設の利用者の皆さんや、関係団体の皆さんのご理解・ご協力に対して区長として心から感謝を申し上げます。誠にありがとうございます。
加えて、来年度予算においては、今申し上げましたワクチン接種をさらに進めていく、また、PCR検査を進めていく予算、3密を避けるために、図書館に出向かなくてもインターネットを通じて電子書籍の貸し出しができるサービスなど、コロナ対応の予算を計上しています。
そのほか、大きな災害などによって停電が起きた場合でも、地域コミュニティの皆さんの防災活動に支障が出ないように、町会や自治会の皆さんによる地域の防災区民組織に対して、スマートフォンなどの充電ができる機材を配置をする。また、定員を増やし、特別養護老人ホームが新たに新設できる予算を計上しています。
来年度についても、私は、28万人の区民の皆さんの生命・健康をしっかり守るために、職員とともに、この見えない敵である新型コロナウイルスとの戦いにベストを尽くす決意です。
どうぞ、区民の皆さんの特段の理解とご協力をお願い申し上げます。
以上、区長青木英二からのご報告です。
動画の使用
目黒区公式ホームページ上の文書や画像等の各ファイル及びこのページ内で紹介している動画については、無断改変、転載などの二次利用を禁止します。
関連するページ
これまでの区長メッセージ
