区内学校における選挙出前授業（主権者教育）

選挙管理委員会では、18歳選挙権の導入や、若年層の投票率が低いことを受け、主権者教育に取り組んでいます。
将来の有権者となる生徒・児童に対し、早い時期から政治・選挙について自ら考え、自ら判断し、行動していく主権者としての意識の醸成を目的として、選挙出前授業や模擬投票、生徒会役員選挙のお手伝いなど、教育機関と連携してさまざまな取り組みを行っています。

 

小学校での選挙出前授業・模擬投票

区内小学校の6年生を対象に、政治が身近にあることを実感し、政治や選挙について考えるきっかけとなるよう、選挙出前授業・模擬投票を実施しています。
選挙の歴史や投票の方法について学んだあと、実際の選挙で使用する投票箱や投票記載台などを使用して模擬投票を行います。模擬投票の内容は、架空の候補者による区長投票や、実際のリクエスト給食を決める給食選挙などさまざまです。授業の中では、子どもたちにも人気の明るい選挙の啓発キャラクター「めいすいくん」も登場し、楽しみながら選挙について学びます。
前年度は、区立東山小学校・区立田道小学校の2校で実施しました。

 

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中学校生徒会役員選挙での選挙資機材貸出・選挙出前授業

中学校の生徒会役員選挙において、投票箱や記載台など選挙資機材の貸出・選挙出前講座を実施しています。
生徒会役員選挙では、実際の選挙と同じ素材の投票用紙を使って投票が行われます。講座では、投票の流れをはじめ、年代別の投票率のデータなどをもとに、若い人たちが選挙に参加することの大切さなどを伝えています。
また、自身で投票箱や記載台を組み立てたり、投票用紙の交付を行ったり、学校の選挙管理委員の生徒のみなさんに投票所の運営側も体験していただいています。

機材貸出校一覧（実施日順）

• 区立目黒中央中学校
• 区立第十中学校
• 区立第八中学校
• 区立第九中学校
• 区立第一中学校
• 区立第七中学校
• 区立第十一中学校
• 区立大鳥中学校

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高校での選挙出前授業・模擬投票

高校の出前授業では、目前の18歳選挙権デビューに向けて、より一層主権者としての自覚を持ち、選挙の意義や政治への理解を深めることを目的としています。
高校での出前授業では、「学生団体ivote」の協力のもと、講義やグループワークや候補者の演説などを行っており、生徒たちはより身近なものとして、若者の政治参加の重要性や生活のなかに政治があることを学びます。また、クラスメイトとの意見交換やグループ討議などを通して、合意形成していくことの重要性や難しさを実感するとともに、自ら行動し主張していく大切さを学んでいます。
前年度は渡辺高等学院、私立トキワ松学園高等学校、都立目黒高等学校にて選挙出前授業・模擬投票を実施しました。

 

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選挙出前授業のご案内

目黒区選挙管理委員会では、選挙出前授業の実施や投票資機材の貸し出しなど、主権者教育のお手伝いをしています。小学校・中学校・高校、それぞれの段階にあった授業を相談しながら実施します。

選挙出前授業

講師による講義をはじめ、グループワーク等さまざまな方法で、若者の政治参加の重要性や政治が生活に身近なものであることを学びます。また、クラスメイトと意見交換を行うなかで、合意形成の難しさや大切さ、考えの多様性を体感することができます。
ゲストティーチャーによる講義、候補者による演説、パネルディスカッション、グループワーク等、出前授業の内容は希望によって調整できます。

 

模擬投票

実際の選挙で使用している投票箱、投票用紙記載台、用紙交付機等を使って、模擬投票を行います。投票用紙も、本物と同じ素材のものを使用します。
実際の選挙の前に、本番さながらの雰囲気の中で投票できる貴重な経験となります。
投票機材の貸し出しのみも行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

選挙クイズ・アニメーション動画

選挙に関するクイズやアニメーション動画を使用し、楽しみながら選挙について学びます。クイズの内容は、簡単なものから、選挙の制度に関するもの、現代の高校生の生活に身近なSNS等に関連したものまで、さまざまなご希望に沿うことが可能です。
また、人気アニメとコラボした選挙啓発動画により、よりわかりやすく、親しみながら選挙について学ぶことができます。

 

お気軽にお問い合わせください！

選挙出前授業（主権者教育）は内容や日程など調整できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
目黒区選挙管理委員会事務局　電話　03-5722-9299