目黒区中小企業の景況（令和2年度第3四半期、令和2年10月から12月）

区内中小企業の景況を計量的に把握するため、売上高、収益、在庫、資金繰り等の動向についての調査を分析して報告書にまとめています。

製造業・卸売業・小売業・サービス業・建設業

年4回（2月・5月・8月・11月）

　業況判断DI （季節調整済、「良い」企業割合－「悪い」企業割合は－ 43.6 （前期は 43.9 ）と前期に比べ 0.3 ポイントの改善にとどまり、新型コロナウイルス再燃の影響を受け、落ち込み状態から抜け出せず足踏み状態となった。
　業種別でも、全業種で大きな変化はなく、前期同様の厳しさが続いて停滞した。
　来期は、製造業・卸売業・サービス業・建設業でわずかに持ち直すものの、小売業においては今期並の低調感で推移し、不動産業は更に厳しさを強めると予想している。

• 製造業（業況は-35.8で前期比4.3ポイント増とやや厳しさが和らいだ。）
• 卸売業（業況は-67.3で前期比7.7ポイント増と大きく厳しさが和らいだ。）
• 小売業（業況は-34.7で前期比9.2ポイント増と大きく厳しさが和らいだ。）
• サービス業（業況は-60.9で前期比4.9ポイント増とやや厳しさが和らいだ。）
• 建設業（業況は-2.3で前期比0.1ポイント増と前期同様変化なしであった。）