目黒区中小企業の景況（令和3年度第2四半期、令和3年7月から9月）

区内中小企業の景況を計量的に把握するため、売上高、収益、在庫、資金繰り等の動向についての調査を分析して報告書にまとめています。

製造業・卸売業・小売業・サービス業・建設業

年4回（2月・5月・8月・11月）

業況判断DIは4度目の緊急事態宣言により、営業活動自粛の影響を受けた飲食店関連企業、娯楽業など個人消費関連企業にとって厳しい経営環境となり、不調が続いていたものの、全体で－29.5（前期は－32.7）と前期に比べ3.2ポイント改善し、2期連続で回復の動きとなった。来期は、緊急事態宣言が解除され、ワクチン接種の更なる普及とともに経済活動が正常化に向かうことが期待されることから、不動産業を除く全ての業種で改善が続くと予想している。

• 製造業（業況は-31.6で前期比0.4ポイント減と前期並の厳しさが続いた。）
• 卸売業（業況は-34.2で前期比4.4ポイント増と多少厳しさが和らいだ。）
• 小売業（業況は-16.4で前期比5.5ポイント増と大きく厳しさが和らいだ。）
• サービス業（業況は-47.6で前期比6.7ポイント増とかなり悪化幅が縮小した。）
• 建設業（業況は3.9で前期比14.2ポイント増と好転した。）