目黒区中小企業の景況（平成28年度第3四半期、平成28年10月から12月）

区内中小企業の景況を計量的に把握するため、売上高、収益、在庫、資金繰り等の動向についての調査を分析して報告書にまとめています。

製造業・卸売業・小売業・サービス業・建設業

年4回（2月・5月・8月・11月）

業況判断DIは-9.9（前期は-12.3）と前期に比べ2.4ポイント改善した。業種別に見ると、不動産業で大きくプラスに転じ、建設業で多少良好感が強まった。製造業・小売業・サービス業で水面下ながらわずかに改善した。一方、卸売業は前期同様の厳しさが続いた。

• 製造業（業況は-13.1で前期比3.6ポイント増と水面下ながらやや改善した。）
• 卸売業（業況は-5.0で前期比11.2ポイント減と大きく悪化に転じた。）
• 小売業（業況は-9.4で前期比16.1ポイント増と大幅に持ち直した。）
• サービス業（業況は-19.4で前期比5.7ポイント減とかなり悪化幅が拡大した。）
• 建設業（業況は16.8で前期比22.7ポイント増と非常に大きく好転した。）