平成29年第4回定例会　意見書

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東京都受動喫煙防止条例についての意見書

東京都では、受動喫煙防止に関する条例化について、2018年第1回定例会にて検討される予定と認識しています。2020年オリンピック・パラリンピック開催都市として、東京都が受動喫煙防止対策を推進されることについては、我が区議会も同大会の成功、健康増進に鑑み、大いに賛同するものです。
現在、厚生労働省において受動喫煙防止対策強化のための健康増進法改正法案がまとめられようとしております。都は全国統一的な法律での規制を働きかける必要があるという立場で、2015年下期から各種調整をされてきたと認識しております。
よって、目黒区議会は東京都の今後の取り組みに対し、下記の事項を強く要望します。

記

1. 東京都は目黒区と十分協議すること。
2. 都が実施してきたこれまでの諸対策（分煙補助事業・店頭表示等）との整合性やそれら諸対策を踏まえ着実に実行してきた各種団体や都民等の意見も十分踏まえ慎重な検討を行うこと。
3. 受動喫煙防止条例（案）については、国の動向を踏まえ、より実効性の高い案となるように、慎重に検討を行うこと。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成29年12月6日

目黒区議会議長　佐藤昇

東京都知事あて