更新日:2014年1月10日
平成23年11月24日、特別区長会、女川町、東京都、宮城県の4者は、宮城県女川町の災害廃棄物を23区内の全清掃工場で焼却処理し、その焼却灰を都埋立処分場で処分することについて、基本合意しました。
東日本大震災で発生した災害廃棄物は、2,300万トンに上り、被災地での処理は能力的・時間的に限界があります。被災地復興の妨げとなっている災害廃棄物の処理を支援していく必要があります。
皆様のご理解とご協力をお願いします。
受け入れる災害廃棄物
宮城県女川町で発生した木くず等の災害廃棄物(約5万トン)。
被災地からの搬出時に、アスベスト等の有害物質の除去と放射能測定を行い、国の「災害廃棄物の広域処理の推進について(東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン)」の安全性の基準を満たしたものを受け入れます。
なお、国のガイドラインについては、「東日本大震災への対応について(環境省のホームページ)中の災害廃棄物の広域処理について」の項目に、最新のものが掲載されておりますのでご覧ください。
運搬方法
気密性の高いコンテナで鉄道貨物などにより運搬します。
試験焼却
12月13日から14日に大田清掃工場、12月20日から21日に品川清掃工場で試験焼却を実施しました。
試験焼却の結果は、東京二十三区清掃一部事務組合のホームページで公表しています。
受入期間
平成24年3月以降、平成25年3月まで受入れます。
23区で稼動している全清掃工場で順次受入れていき、通常ごみに災害廃棄物を10パーセント混合して焼却します。目黒清掃工場への受入れ時期が決まりましたら、お知らせします。
各清掃工場の受入計画については、東京二十三区清掃一部事務組合のホームページで公表しています。
関連資料
宮城県女川町の災害廃棄物の受入処理について(PDF:116KB)
宮城県女川町災害廃棄物焼却試験評価の概要(PDF:118KB)
関連するページ
宮城県女川町における災害廃棄物の処理について、こちらより動画をごらんいただけます。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
