更新日:2013年10月18日

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円融寺本堂 重要文化財(建造物)

円融寺本堂の概要

円融寺本堂の写真
円融寺本堂

指定年月日

明治44年4月17日

公開の有無

屋外

時代・年代

室町時代

所在地

目黒区碑文谷一丁目22番22号 円融寺(えんゆうじ)

交通

東急バス渋71系統(渋谷駅東口から洗足駅)、円融寺(えんゆうじ)前バス停下車6分

解説

南に向いて建つ本堂(釈迦堂)は、桁行三間(けたゆきさんけん)、梁間四間(はりまよんけん)、単層入母屋造(たんそういりもやづくり)で、23区内では最も古い木造建築物です。

この堂は、大棟(おおむね)が高く勾配が急な茅葺(かやぶき)屋根で、正面は蔀戸(しとみど)(しとみど)となっていて、両側面は正面に近いところに引き戸の出入り口があり他は羽目板で、後面も板壁となっていました。

昭和27年の改修で、屋根が銅板葺(どうばんぶき)に、蔀戸(しとみど)は腰唐戸(こしからど)に変わり、四隅(すみ)の支え柱と参拝用の屋根が除かれ、正面に石段が設けられるなどの変更がありましたが、唐様(からよう)建築の手法に和様(わよう)を取り入れた、室町時代初期の優美な様式を残しています。

お問い合わせ

生涯学習課 文化財係