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銅造大日如来坐像 区指定有形文化財(彫刻)
銅造大日如来坐像
指定年月日
昭和59年3月31日
時代・年代
江戸時代 天和(てんな)3年(1683年)
公開の有無
屋外
所在地
目黒区下目黒三丁目20番26号 瀧泉寺(りゅうせんじ)
交通
- 東急バス渋41系統(渋谷駅西口から大井町駅)不動尊(ふどうそん)参道バス停下車7分
- 東急バス渋72系統(渋谷駅東口から五反田駅)目黒不動尊(ふどうそん)バス停下車0分
- 東急目黒線不動前駅下車15分
解説
銅造大日如来坐像(どうぞうだいにちにょらいざぞう)は、本堂の裏にあり、蓮華座に結跏趺座(けっかふざ)している像で、高さは385センチメートル、坐高は281.5センチメートル、頭の長さは121センチメートルです。宝髪(ほうはつ)、頭部、体躯、両腕、膝など十数の部分に分けて鋳造し組み合わせた、吹き寄せという技法で制作されています。体躯に比べ頭部を大きく造るのは大仏像に共通し、この像もそれにならっています。
台座部分に刻銘があり、天和(てんな)3年(1683年)に鋳物師(いもじ)横山半右衛門尉正重(よこやまはんえもんのじょうまさしげ)により造られたこと、開眼(かいげん)に関係した僧侶、寄進者と思われる人々の名前などがわかります。
江戸時代には堂舎に納められ、その後は長らく露座(ろざ)でしたが、現在は覆屋根(おおいやね)が設けられています。
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320