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木造不動明王及び両童子立像 区指定有形文化財(彫刻)
木造不動明王及び両童子立像
附(つけたり) 像内文書二巻
指定年月日
昭和55年4月15日
時代・年代
室町時代 応仁(おうにん)2年(1468年)
公開の有無
非公開
所在地
目黒区八雲二丁目4番26号 金蔵院(こんぞういん)
解説
不動明王とふたりの童子が岩座に立っています。不動明王は74.5センチメートル、矜羯羅童子(こんがらどうじ)は、白色で18.3センチメートル、制た迦童子(せいたかどうじ)は、赤色で18.5センチメートル、ひのき材の寄木造(よせぎづくり)の像です。当初は彩色されていましたが、現在はほとんど剥落しています。
木造不動明王(もくぞうふどうみょうおう)及び両童子立像(りょうどうじりゅうぞう)は、不動明王の頭部に文書が納められており、作者は不明ですが、応仁(おうにん)2年(1468年)に大和国山辺郡・広瀬郡あたりで制作されたと推定されます。
納められていた文書は、経典(きょうてん)と意趣願文(いしゅがんもん)、諷誦文(ふじゅもん)の2巻で、造立の由来や当時の信仰を知ることができます。
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320