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瀧泉寺勢至堂 区指定有形文化財(建造物)
瀧泉寺勢至堂
指定年月日
昭和59年3月31日
時代・年代
江戸時代中期頃
公開の有無
屋外
所在地
目黒区下目黒三丁目20番26号 瀧泉寺(りゅうせんじ)
交通
- 東急バス渋41系統(渋谷駅西口から大井町駅)不動尊(ふどうそん)参道バス停下車7分
- 東急バス渋72系統(渋谷駅東口から五反田駅)目黒不動尊(ふどうそん)バス停下車0分
- 東急目黒線不動前駅下車15分
解説
勢至堂(せいしどう)は参道の左斜面、都指定有形文化財に指定されている前不動堂(まえふどうどう)の更に左手にあります。
建築の各部に後世の改変が見られますが、全体的な形姿や細部の絵様に優れた意匠を残しています。特に絵様の一部に寛永中興期(ちゅうこうき)の瀧泉寺(りゅうせんじ)の面影を伝えています。
正面は前不動堂(まえふどうどう)とよく似ていて、前不動堂(まえふどうどう)を意識してそれほど遠くない時代に立てられたと推測されます。史料がなく後世の変更部分を確定できませんが、境内で度重なる火災を免れた数少ない江戸期の建造物の一つで、簡素な細部様式と落ち着いた風格を今に伝えています。
もとは前不動堂(まえふどうどう)の手前にありましたが、昭和44年に現在地付近に移築されました。
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320