木造釈迦三尊及び五百羅漢等像
目黒区内に東京都が指定する文化財は16件あります。「屋外」及び「公開」と記載されているものは、見学することができます。見学の際には、文化財を傷つけたり、公開されていない場所や個人の敷地に立ち入ることのないよう、マナーを守りましょう。

旧崇源院霊屋宮殿 東京都指定有形文化財(建造物)
2代将軍徳川秀忠の正室であり、3代将軍徳川家光の生母である江(崇源院)の位牌を祀るために造られた宮殿です。

式亭三馬墓 東京都指定文化財旧跡
洒落本、滑稽本を得意とした江戸時代後期の戯作者の墓です。代表作に「浮世床」「浮世風呂」などがあります。

祐天上人墓 東京都指定文化財旧跡
祐天寺を開いた祐天上人の墓です。

三沢初子墓 東京都指定文化財旧跡
三沢初子は仙台藩伊達家第4代藩主綱村の生母。歌舞伎などで有名な「先代萩」の政岡のモデルといわれています。

松崎慊堂墓 東京都指定文化財旧跡
松崎慊堂は江戸時代後期の儒学者です。

文化四年永代橋崩落横死者供養塔及び石碑 東京都指定有形文化財(歴史資料)
文化4年(1807年)8月19日の深川不動富岡八幡宮大祭の折、永代橋が崩落し多くの死者を出しました。江戸始まって以来の大惨事の犠牲者慰霊のため建立されたものです。

大円寺石仏群 東京都指定有形文化財(歴史資料)
明和9年(1772年)2月、広範囲に江戸の町を焼いた、大円寺を火元とする行人坂の大火の犠牲者を供養するため造立したものです。

紺紙金字法華経巻第三 東京都指定有形文化財(典籍・工芸品)
書風、仕上げ、材料ともに第一級の金字経です。巻物の見返しの図は類例のない逸品です。

般若心経 東京都指定有形文化財(典籍・絵画)
藤原時代の装飾経です。金銀の箔、松の枝と鳥のもようを散らした料紙を用い、見返しには三菩薩ほかが描かれています。

梵鐘 東京都指定有形文化財(工芸品)
江戸時代の梵鐘の中で、特異な考案で類例の少ないものです。また、形状も端正で鋳技も精巧な優品です。

木造釈迦三尊及び五百羅漢等像 東京都指定有形文化財(彫刻)
松雲元慶の作とされる木造釈迦三尊像、五百羅漢像など305体が安置されています。

木造金剛力士像 東京都指定有形文化財(彫刻)
円融寺仁王門に立つ一対の力士像です。江戸時代中期には「碑文谷の黒仁王」として江戸市民の信仰をあつめました。

木造阿弥陀如来像 東京都指定有形文化財(彫刻)
寄木造の像で、形よく整い顔つき体つきともに円満で、衣の線は流麗です。藤原時代末期の作。

木造祐天上人坐像 東京都指定有形文化財(彫刻)
祐天寺の本尊です。

目黒雅叙園百段階段 東京都指定有形文化財(建造物)
昭和初期に開業した目黒雅叙園に、現在まで残る開業当時の建物です。傾斜地にひな壇状に建つ4棟を、屋内階段で結ぶ特異な形状です。

瀧泉寺前不動堂 東京都指定有形文化財(建造物)
通称「目黒不動」の独鈷の滝左側に建つ不動堂です。江戸時代中期の仏堂建築の姿を保っています。
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