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更新日:2013年9月19日

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瀧泉寺前不動堂 東京都指定有形文化財(建造物)

瀧泉寺前不動堂の写真
瀧泉寺前不動堂

附(つけたり) 扁額(へんがく)

指定年月日

昭和41年3月31日

時代・年代

江戸時代中期

公開の有無

屋外

所在地

目黒区下目黒三丁目20番26号 瀧泉寺(りゅうせんじ)

交通

  • 東急バス渋41系統(渋谷駅西口から大井町駅)不動尊参道バス停下車7分
  • 東急バス渋72系統(渋谷駅東口から五反田駅)目黒不動尊バス停下車0分
  • 東急目黒線不動前駅下車15分

解説

目黒不動として親しまれている瀧泉寺(りゅうせんじ)境内、独鈷の滝(とっこのたき)左側に前不動堂(まえふどうどう)はあります。
江戸時代、将軍や大名の参拝があると、庶民は本堂へは近づけませんでした。このため、庶民の便宜を図って建立したものといわれています。

江戸時代後期に刊行された「江戸名所図会(えどめいしょずえ)」にも、現在地付近に描かれており、江戸中期の仏堂建築として、当時の姿をよく保っています。

また、附(つけたり)として指定されている「前不動堂(まえふどうどう)」と書かれた扁額(へんがく)には、「佐玄龍書」の署名があり、建立当時のものと推測されます。

筆者の佐々木玄龍(ささきげんりゅう)(1650年から1722年)は当時一世を風靡した書家です。

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生涯学習課 文化財係