更新日:2013年9月17日

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式亭三馬墓 東京都指定文化財旧跡

式亭三馬墓の写真
式亭三馬墓

指定年月日

昭和30年3月28日

公開の有無

屋外

所在地

目黒区碑文谷一丁目8番14号 正泉寺(しょうせんじ)墓地内

交通

東急バス渋71系統(渋谷駅東口から洗足駅)円融寺前(えんゆうじまえ)バス停下車2分

解説

式亭三馬(しきていさんば)は、江戸時代後期の戯作者(げさくしゃ)です。式亭または遊戯堂と号しました。本名は菊池久徳、父は八丈島の出身です。
18歳のとき初めて戯作(げさく)を書き、作品はきわめて短時間で書き上げたといいます。制作意欲は年とともに冴え渡り、「侠太平記向鉢巻(きゃんたいへいきむこうはちまき)」を著した時、訴えられ外出禁止の処分を受けましたが、その後も旺盛に著作活動を続けました。
黄表紙、洒落本、滑稽本を得意とし、代表作に「浮世風呂」、「浮世床(うきよどこ)」、「古今百馬鹿(ここんひゃくばか)」などがあります。

47歳で文政(ぶんせい)5年に没しました。1776年から1822年の人です。

お問い合わせ

生涯学習課  文化財係