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更新日:2024年4月9日

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ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒を予防しましょう

ノロウイルスによる食中毒・感染性胃腸炎など、ご家庭等における食中毒や感染症を予防しましょう。
ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の主な症状は、吐き気、おう吐、下痢、発熱です。

ノロウイルス食中毒の予防の第一歩

  • 食中毒予防の基本は、手洗いです。
  • 調理前、食事前、トイレの後などには、石けんを用いて、よく泡立てて洗い、流水で十分すすぎましょう。
  • ノロウイルスを除去するために「2度洗い」がより効果的です。
  • タオルは、清潔なもの又はペーパータオルを使いましょう。

ノロウイルスの電子顕微鏡写真
少量のウイルスで発症する!

石けんで手を洗っている写真
よく泡立てて念入りに洗いましょう

主な感染経路

  1. 内蔵を含む二枚貝の生食や加熱不十分な喫食
  2. 食品取扱者が感染し、腸の中で増えたノロウイルスが便と共に排出され、手洗い不十分で食品を素手で調理したり、盛り付けや小分けして汚染させた場合(食品取扱者由来)
  3. 家庭、学校、福祉施設、ホテル等の集団環境の中で、感染者の排泄物やおう吐物が飛散し、汚物中のノロウイルスを直接取り込んだり、乾燥して舞い上がったノロウイルスを取り込んだ場合
  • 感染経路2(食品取扱者由来)の食中毒が多発しています。体調が悪いときには調理を控えましょう。
  • 症状がなくても感染している方(不顕性感染者)がいるので、日頃の食生活に注意しましょう。

ノロウイルスによる大規模製造業の食中毒事例について(平成26年1月27日付け厚生労働省通知)(PDF:102KB)

不顕性感染者がいる可能性を前提とした食中毒予防について(平成26年2月24日付け厚生労働省通知)(PDF:279KB)

ノロウイルスの症状

  • ウイルスが体内に取り込まれて、およそ24時間から48時間で発症します。
  • おう吐、下痢、腹痛、発熱(38度以下)が主症状です。
  • 10個から100個程度のウイルス粒子を摂取することで発症することもあり、感染力が極めて強い。
  • 感染しても全員が発症するわけではありません。

調理時の注意事項

  • 加熱する食品は、中心部まで十分加熱してから食べましょう。
  • ノロウイルス対策の加熱条件は、中心部が85度から90度で90秒間以上が目安です。
  • 調理器具の消毒には、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を希釈して用いましょう。熱湯消毒も効果があります。消毒用アルコールや逆性石けんはあまり効果がありません。

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