更新日:2014年4月1日
ノロウイルスによる食中毒・感染性胃腸炎など、ご家庭等における食中毒や感染症を予防しましょう。
ノロウイルス食中毒の予防の第一歩
- 食中毒予防の基本は、手洗いです。
- 調理前、食事前、トイレの後などには、石けんを用いて、よく泡立てて洗い、流水で十分すすぎましょう。
- ノロウイルスを除去するために「2度洗い」がより効果的です。
- タオルは、清潔なもの又はペーパータオルを使いましょう。
少量のウイルスで発症する!
よく泡立てて念入りに洗いましょう
主な感染経路
- 内蔵を含む二枚貝の生食や加熱不十分な喫食
- 食品取扱者が感染し、腸の中で増えたノロウイルスが便と共に排出され、手洗い不十分で食品を素手で調理したり、盛り付けや小分けして汚染させた場合(食品取扱者由来)
- 家庭、学校、福祉施設、ホテル等の集団環境の中で、感染者の排泄物やおう吐物が飛散し、汚物中のノロウイルスを直接取り込んだり、乾燥して舞い上がったノロウイルスを取り込んだ場合
- 感染経路2(食品取扱者由来)の食中毒が多発しています。体調が悪いときには調理を控えましょう。
- 症状がなくても感染している方(不顕性感染者)がいるので、日頃の食生活に注意しましょう。
ノロウイルスによる大規模製造業の食中毒事例について(平成26年1月27日付け厚生労働省通知)(PDF:101KB)
不顕性感染者がいる可能性を前提とした食中毒予防について(平成26年2月24日付け厚生労働省通知)(PDF:278KB)
ノロウイルスの症状
- ウイルスが体内に取り込まれて、およそ24時間から48時間で発症します。
- おう吐、下痢、腹痛、発熱(38度以下)が主症状です。
- 10個から100個程度のウイルス粒子を摂取することで発症することもあり、感染力が極めて強い。
- 感染しても全員が発症するわけではありません。
調理時の注意事項
- 加熱する食品は、中心部まで十分加熱してから食べましょう。
- ノロウイルス対策の加熱条件は、中心部が85度から90度で90秒間以上が目安です。
- 調理器具の消毒には、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を希釈して用いましょう。熱湯消毒も効果があります。消毒用アルコールや逆性石けんはあまり効果がありません。
リーフレットのダウンロード
防ごう!ノロウイルス食中毒・感染症(PDF:1,151KB)
ご家庭向けリーフレットです。(目黒区作成)
ノロウイルス食中毒予防対策(厚生労働省)(PDF:689KB)
食品を取扱う方々へ
印刷し、見えるところに貼りましょう。
ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)(PDF:262KB)
関連するページ
ノロウイルスによる食中毒を予防しましょう。食中毒は冬季にも発生しています。
ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の主な症状は、吐き気、おう吐、下痢、発熱です。
目黒区及び東京都内における食中毒発生状況について、発生件数、患者数、病因物質、原因施設等の集計結果です。
ノロウイルス以外にも、食中毒の原因物質はたくさんあります。
厚生労働省がノロウイルスに関する情報をまとめています。「ノロウイルスに関するQアンドA」(PDFファイル)もありますので、ご覧ください。
東京都福祉保健局の食品安全情報サイトです。
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