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更新日:2008年4月1日

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食品衛生 苦情処理事例集 事例3 パックの納豆に白い異物が

3個入りの納豆を開封してみたら一つのパックのビニール上に白い異物が乗っていた。


納豆のパッケージ


開封した納豆

一見良くある普通のパック納豆に見えますが… なんと、一番下のパックを外してみるとフタも何も有りません。


納豆の上に産み付けられた虫卵


納豆パッケージ全体

そのビニールの上には、昆虫の卵がしっかりと産み付けられていました。ふた(ヒートシール)は、一番上のパックにしか付けられていませんでした。

おや?なんだろう

隙間から昆虫が入り込み卵を産み付けてしまったものです。

確かに、人間の目で見るとパックの間の隙間はほとんど無いように見え、メーカーはヒートシールは一番上だけで事足りると考えたのでしょう。しかし、小さな虫にとってみれば充分に入り込める隙間だったようです。食品メーカーとしては、若干、認識に欠けるといわざるを得ないでしょう。

また、この事例ではもう一つ、商品を虫がいるような環境に放置していたということが問題となります。寒くなってくると、このような要冷蔵の商品でも、ともすれば店の軒先に陳列されたり、流通の段階で屋外におかれたままにされることもあるようです。

製造段階だけでなく流通・販売の各段階で衛生に配慮した取り扱いが望まれます。

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生活衛生課

ファクス:03-5722-9508