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更新日:2008年4月1日

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食品衛生 苦情処理事例集 事例8 マンゴーが虫食いだらけ

マンゴーを食べようとしたら、穴がたくさん開いている。虫ではないか?


マンゴー拡大

苦情品の外観です。たしかに皮の近くから内部に至るまで、たくさんの穴が開いているのが判ります。


マンゴー切断面

拡大してみると、虫が食べて穴が開いた様子ではなく、周囲が白っぽく硬い繊維状になっているのが判ります。

おや?なんだろう

文献を調べてみたところ、マンゴーの蒸熱処理中に、その温度条件やマンゴーの熟度、その他の要因により、「種」に含まれていた気体が熱膨張を起こし「穴」が開いてしまうという物理的なもので、病気や虫によるものではありませんでした。事例としては、とても珍しいもののようです。

蒸熱処理とは

ミカンコミバエ、ウリミバエ等を殺虫するため、蒸気でマンゴーを加熱すること。

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