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更新日:2009年6月1日

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食品衛生 届出・相談事例集 事例12 タラの切り身に生きた寄生虫が!

タラの切り身のトレーパックの中に寄生虫が生きたまま入っていた!

タラの切り身を買って、家に持ち帰ったところ

パックの中に何か動いているのを発見しました。

寄生虫がついたタラの写真

よく見ると

タラに付いていた寄生虫のようです。

寄生虫の写真

アニサキス

この寄生虫は「アニサキス」といって、主に、魚の内臓の表面に寄生していて、タラ・スルメイカ・サバ・サケなど多くの魚介類に見られます。

人が誤って「アニサキス」を生きたまま食べてしまうと、まれにですが、2時間から10時間ぐらい後に胃や腸の壁に侵入し、激しい痛みや吐き気・おう吐などの症状を起こすことがあります。しかし、死んでしまえば害はなく、加熱するか、マイナス20度で24時間以上冷凍すると「アニサキス」は死んでしまいます。

生で食べる魚介類は、魚の購入後、内臓はすぐに取り除く、腹側の筋肉表面に寄生虫がいないか確認する、内臓などアラをおろすときのまな板と刺身や切り身をつくるときのまな板は別にするなどの対策で、寄生虫の混入をかなり防ぐことができます。

お問い合わせ

生活衛生課

ファクス:03-5722-9508