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更新日:2008年12月12日

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猫の適正飼養ガイドライン 猫の飼い方方程式

猫の成長や予防接種など

生後6か月から10か月

発情が始まります。不妊・去勢手術はこの時期に行いましょう。

ワクチン

猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)、猫カリシウイルス感染症(FCV)、汎白血球減少症(FPL)などの混合ワクチン及び猫白血病ワクチン

ノミ対策

ノミ予防製剤及びノミ取り製品を使用し、ノミの寄生を予防しましょう。

病気と予防

猫を飼い始めたら、偏食を避けて、予防できる病気(寄生虫病や、ウイルス性伝染病など)は、駆虫したり、ワクチン接種をして病気から守ってあげましょう。

便の検査と駆虫

腸内寄生虫によって、下痢、血便、嘔吐、貧血、脱水、栄養障害になり、時には死亡することもあります。特に仔猫は影響が強く、栄養不良や他の病気にかかりやすくなりますので、定期的に便の検査を受け、必要な駆虫をしましょう。

条虫症は、主にノミから感染するので、ノミ駆除薬などを使って予防することが大切です。

予防ワクチン接種

予防できる猫の伝染病には、猫ウイルス性鼻気管炎と猫カリシウイルス感染症、汎白血球減少症(猫伝染腸炎)、猫白血病ウイルス感染症などがあります。これらは、ワクチン接種で予防することが最良の方法です。これらは感染しやすく、感染すると、激しい症状を伴って死亡することがあります。混合ワクチンを仔猫のときに年2回から3回、その後毎年1回接種することで予防、或いは感染しても症状を軽くすることができます。

その他の伝染病

猫免疫不全ウイルス感染症と猫伝染性腹膜炎もウイルス性の伝染病です。しかし残念ながら、この二つの病気のワクチンはありません。多くの場合、感染猫とけんかしたり、接触をすることにより感染しています(ただし、ヒトには感染しません)。そこで重要なことは、室内飼育を徹底することです。

猫の予防接種・健康診断などの目安

(一覧表)
生後日数・月数など 予防接種など
25日目 検便・駆虫(第1回目の虫くだし)
30日目 親譲りの免疫がない猫は、この時期に混合ワクチン接種。この時期から55日頃までに離乳を終わらせる(ドライフードを湿らせて与えるのが理想)
40日目 検便、駆虫、乳菌及び咬合の検査
2か月前後 第1回ワクチン接種。検便、乳菌及び咬合の検査
3か月前後 第2回ワクチン接種、検便
5か月目 検便
6か月目 検便(以降毎年4回)
7か月目 歯の検査
10か月目 健康診断
1歳 ワクチン追加接種(以降毎年1回)
7歳 7歳以降は食事に良質のタンパク質を混ぜる
7歳から12歳 毎年2回健康診断を受ける
13歳以上 毎年4回健康診断を受ける

お問い合わせ

生活衛生課

ファクス:03-5722-9508