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更新日:2024年2月7日

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インフルエンザに気をつけましょう

インフルエンザとは

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスを原因とする呼吸器感染症です。例年12月下旬から流行が始まり、1月から2月をピークに患者が急増します。おおむね1日から3日を潜伏期間とし、高熱、頭痛、筋肉痛などが突然現れ、咳、咽頭痛、鼻水、筋肉痛などの症状が続きます。嘔吐や下痢などの消化器症状が見られる場合もあり、通常のかぜに比べ全身症状が強く出やすいことを特徴とします。

原因と感染経路

インフルエンザウイルス

インフルエンザの病原体は、ウイルスであり細菌ではありません。人間に感染するインフルエンザウイルスは大きく分けて、A型・B型・C型があります。

ヒトの間で流行するのはA型・B型です。ほとんどの症例はA型で、ソ連型(H1N1)・香港型(H3N2)・平成21年(2009年)に流行したインフルエンザウイルス(H1N1)2009などがあり、B型はビクトリア系統と山形系統の2種類があります。

感染経路

感染経路としては、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」とウイルスが付着した手で口や鼻、目に触れることによる「接触感染」により感染が起こります。

受診

インフルエンザを疑う場合は、感染拡大防止のためにも医療機関に事前に電話連絡して症状を説明し、受診できる時間帯や受診方法等の指示を受けてください。受診の際は咳エチケットのためにマスクをつけましょう。

治療

発熱、咳、鼻づまりなどつらい症状をおさえる対症療法が中心で、抗インフルエンザ薬による治療がされることもあります。
細菌の混合感染による気管支炎などを併発している場合、抗生物質が処方されることもあります。
治療については、病状や経過(特に症状が出始めてからの時間)に合わせて医師が判断しています。

自宅療養期間の目安

成人の場合、特に規定はありません。職場等での感染拡大予防を考えると、学校保健安全法に定められている出席停止期間(注記)を参考にしていただくと良いでしょう。
注記:発症後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼稚園児については3日)を経過するまで。

十分に療養、休養をしていただくことが大切ですが、難しい場合は解熱し体力が回復した後、職場等に復帰されるのがよいでしょう。またマスクを着用し、こまめに手洗い・消毒するなど、対策をしっかり行うことをお勧めします。

感染症にかかったお子さんの学校、幼稚園・こども園、保育園の出席停止期間基準(登園許可の目安)

学校・幼稚園・保育園の出席停止期間(登園許可のめやす)についてのご説明です。

予防のポイント

インフルエンザ予防接種(ワクチン)

かかりつけ医がいれば事前に相談しましょう!
季節性のインフルエンザワクチンの予防接種は、例年10月頃から開始します。インフルエンザワクチンは、免疫をつけ死亡者や重症者の発生をできる限り減らすことを目的に接種するものです。早めに受けるようにしましょう。特に高齢者や乳幼児など、かかったときに重症化する可能性がある方やそのご家族、介護者などは接種をお勧めします。

こまめに適切な手洗い

石鹸を使いしっかり30秒かけて洗い、30秒かけてすすぐと効果的です!
咳やくしゃみを手でおおったときにも洗いましょう。流水で手を洗えないときには、手指にすり込むタイプのアルコール製剤も有効です。しかし、目で見えるような汚れがある場合は、消毒効果が低下するため、その場合は流水・石鹸での手洗いを行いましょう。

必要な場面でのマスク着用

感染しない、させないために重要です。また咳エチケットという考え方も忘れずに!

咳エチケット:咳やくしゃみをする時、周りの人を感染させないためのエチケットです。マスクをする、ティッシュで口と鼻をおおうなど、他の人に直接飛まつがかからないようにしましょう。

免疫力を高く維持

生活習慣を整え、十分な休養・栄養をとり、適度な運動とこまめな水分補給を心掛けましょう!

適度な室内加湿・換気

室内湿度は50パーセントから60パーセントを保ち、換気もしましょう!

人との接触

人ごみを避けたり、具合が悪いときには外出を控えましょう!

インフルエンザ予防啓発ポスターのご紹介(目黒区版)

健康推進課健康づくりサポートキャラクターのめぐろッチが、厚生労働省インフルエンザ予防啓発キャラクターや、全国のゆるキャラとコラボレーション。区民の皆さんへインフルエンザ予防の呼びかけをしています。

インフルエンザ予防啓発ポスター
インフルエンザ予防啓発ポスター(目黒区版)

厚生労働省インフルエンザ予防啓発ツールのご紹介ページです

厚生労働省インフルエンザ予防啓発ツールの紹介

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感染症対策課 感染症対策係

ファクス:03-5722-9890