更新日:2021年3月25日
新型コロナウイルス感染症予防対策によるフレイルにご注意ください
新型コロナウイルス感染症予防対策として、喫煙者や糖尿病、心疾患など基礎疾患をお持ちの方は、感染症が重症化しやすいので注意しましょう。
また、手洗いや咳エチケット、人混みを避けるなど感染予防を心がけましょう。
ただ、感染を恐れるあまり外出を控えすぎて、「生活不活発」による健康への影響が危惧されます。
「生活不活発」とは、例えば、ずっと家に閉じこもり一日中テレビを見ていたり、ぼーっとしていたり、食事もたまに抜かしてしまう、誰かと話すことも少なくなった…など。
そんな毎日が続くと「生活不活発(動かないこと)」により、身体や頭の動きが低下してしまいます。歩くことや身の回りのことなど生活動作が行いにくくなったり、疲れやすくなったりし、フレイル(虚弱)が進んでいきます。
2週間の寝たきりにより失う筋肉量は、7年間に失われる量に匹敵するとも言われています。
フレイルが進むと、体の回復力や抵抗力が低下し、疲れやすさが改善しにくくなります。
フレイルが進むと、インフルエンザなどの感染症も重症化しやすい傾向にあります。フレイルを予防し、抵抗力を下げないように注意が必要です。
フレイルの進行を予防するために
- 動かない時間を減らす。テレビ放映の体操などを利用し、自宅でもできるちょっとした運動をしましょう。
- こんな時こそ、3食しっかりバランスよく食べましょう
- お口のケア(毎食後の歯磨き)としっかり噛んで、お口周りの筋肉を保ちましょう。おしゃべりも大切です。
- 外出しにくい今こそ、意識して友人や家族との支えあいを行いましょう。電話やメール・ご近所同士のちょっとした挨拶や会話も大切です。お互いの安否確認にもなります。
日本老年医学会
東京都介護予防・フレイル予防ポータル
厚生労働省地域がいきいき集まろう!通いの場
目黒区内のスポーツ関連情報
高齢者センターのご案内
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
