更新日:2022年5月19日
住宅に困窮する高齢者が、自立して居住生活ができるよう目黒区保健福祉医療計画及び目黒区住宅マスタープランに基づき、高齢者福祉住宅を提供しています。
高齢者福祉住宅の特徴
「緊急通報ボタン」及び「ライフケアシステム」の設置
居室内に「緊急通報ボタン」「ライフケアシステム」を設置することで、24時間体制の緊急対応を実施しています。「ライフケアシステム」とは、入居者が外出しておらず在室状態のまま一定期間人感センサーに反応がない場合に発報し、警備会社へ通報する見守りシステムです。
「生活協力員」または「LSA(ライフサポートアドバイザー)」の配置
「生活協力員」とは、住宅内に居住する管理人です。夜間休日の緊急時にも協力を得られます。「LSA(ライフサポートアドバイザー)」とは、住宅内にある管理室で日中勤務する通いの管理人です。1人のLSAが複数住宅を担当し勤務しています。勤務地以外の緊急対応は、近隣の他の勤務地(他の住宅の管理室)から駆けつけて対応します。
高齢者福祉住宅へ入居できるかた
以下の全ての要件に該当するかたが高齢者福祉住宅の申し込みが可能となります。
- 自立して日常生活ができること。常時介護が必要な方・障害のあるかたは、介護保険サービス等を利用して居宅生活ができていること。
- 65歳以上であること。
- 現在、目黒区内に引き続き1年以上住民登録があり、民間賃貸住宅に住んでいること。自家所有者(住宅または土地の所有者で共有持分のある方も含む)は申し込みできません。
- 単身用に申し込む方は、現在一人暮らし、世帯用に申し込む方は現在二人暮らし(3親等以内)であること。
- 原則として、2年以内に家主(所有者)の廃業・建て替えによる現住宅の立ち退き、または住宅環境が劣悪な環境であることにより、現在住宅に困窮していること。
- 年間所得が基準以内であること。(単身用2,568,000円以内、世帯用2,948,000円以内)
立ち退き証明書の提出
立ち退きを理由に申し込みをされる場合、立ち退きを要求する家主(所有者)の住所、氏名、連絡先、家主と申込者の関係、申込者に対しての立ち退き理由、立ち退き期限が明記されている書類(書式自由)の提出が必要となります。
住宅環境が劣悪環境とは
住宅設備が劣悪な環境であるという理由で申し込まれる場合は、現在お住まいの住宅について、現地調査を実施します。劣悪環境とは、主に老朽住宅であり、居間が6畳以下(世帯は6畳二間以下)、台所が3畳以下(世帯は6畳以下)、トイレが居室内にない、浴室がない、日当たりが悪い、2階以上のエレベーターのない住宅であるなどの項目を指します。
高齢者福祉住宅一覧
住宅名 | 住所 | 世帯用 | 単身用 | |
---|---|---|---|---|
1 | 目黒区立コーポ烏森 | 目黒区上目黒三丁目44番30号 | 1戸 | 18戸 |
2 | 目黒区立コーポ蛇崩 | 目黒区上目黒五丁目29番10号 | 2戸 | 12戸 |
3 | 目黒区立コーポ中目黒 | 目黒区中目黒四丁目13番30号 | 4戸 | 24戸 |
4 | 目黒区立コーポ三田 | 目黒区三田一丁目11番26号 | 4戸 | 13戸 |
5 | 目黒区立コーポ目黒 | 目黒区目黒四丁目4番8号 | 1戸 | 11戸 |
6 | 目黒区立コーポみずなか | 目黒区中町一丁目25番2号 | 1戸 | 8戸 |
7 | 目黒区立コーポ中町 | 目黒区中町二丁目4番1号 | 2戸 | 13戸 |
8 | 目黒区立コーポ中央町一丁目 | 目黒区中央町一丁目19番14号 | 3戸 | 17戸 |
9 | 目黒区立コーポ中央町 | 目黒区中央町二丁目9番13号 | 0戸 | 10戸 |
10 | 目黒区立コーポ清水町 | 目黒区目黒本町二丁目20番22号 | 1戸 | 19戸 |
11 | 目黒区立コーポ目黒本町二丁目 | 目黒区目黒本町二丁目25番14号 | 1戸 | 11戸 |
12 | 目黒区立コーポ目黒本町 | 目黒区目黒本町五丁目33番1号 | 0戸 | 11戸 |
13 | 目黒区立コーポ平町 | 目黒区平町一丁目3番4号 | 3戸 | 17戸 |
14 | 目黒区立コーポ柿の木坂 | 目黒区柿の木坂一丁目28番10号 | 0戸 | 10戸 |
15 | 目黒区立コーポ八雲 | 目黒区八雲三丁目14番16号 | 0戸 | 8戸 |
世帯用住戸23戸、単身用住戸202戸、合計225戸
高齢者福祉住宅の使用料等
- 単身用住宅、月額9,100円から46,900円
- 世帯用住宅、月額23,800円から71,000円
上記住宅使用料のほか、共益費として月額400円から2,000円が必要となります。
なお、入居者の所得や住宅設備に応じて負担額が異なります。
その他注意事項
- 高齢者福祉住宅は常時満室の状態であるため、退去者が生じた際に速やかに次の入居者をご案内できるよう、年1回(例年1月下旬を予定)、空き室待ち登録者の募集を行っています。空き室待ち登録されても、直ちに住宅をご案内できるものではありません。
- 上記方法により募集しているため、住宅の選択・指定はできません。
- 空き室待ち登録されても、登録期間(10か月程度)内に退去者が生じて住宅に空きが出ない場合には、住宅をご案内できない場合があります。(期間内に空き室が生じなかった場合は、登録が消滅します。)
高齢者福祉住宅の申し込み
募集方法
高齢者福祉住宅の空き室待ち使用予定者を、年1回(毎年1月下旬予定)募集しています。
募集の詳細については、区ホームページ等で事前にお知らせします。
募集戸数
- 世帯用住戸2戸
- 単身用住戸20戸
住宅の退去状況等により、募集戸数が変更となる場合があります。
受付方法
募集期間のみ総合庁舎2階高齢福祉課窓口にて受付を行います。
高齢者福祉住宅は自立生活できるかたが入居対象となるため、入居希望者本人が窓口で直接手続きをお願いしています。
問い合わせ先
目黒区健康福祉部高齢福祉課高齢者福祉住宅・施設係
電話:03-5722-9403(直通)
