更新日:2022年12月1日
東京都の特別指導検査及び立入検査、目黒区における特別指導検査によって、区内私立認可保育所及び東京都認証保育所において、不正な職員配置及び運営費等補助金の不正受給が確認されたため、別紙資料のとおり当該事業者に対して運営費等補助金の返還請求を行いました。
返還請求額等
- 対象:3事業所4施設
- 不正のあった期間:平成30年4月から令和2年11月
- 返還金及び違約加算金合計金額:4,357万円
- 返還金額合計:約3,437万円
- 違約加算金(補助金を受領した日から返還された日まで):約920万円
なお、違約加算金の一部は今後納付予定です。
不正受給の内容
当該月の保育士数の不足が見込まれる際に、補助金請求時に添付する名簿に勤務実体のない本部職員の氏名を記載し、運営費等の補助金を不正に受給していた。なお、いずれの場合も本部職員の判断、あるいは管理職の指示で行っていた。
事業者の改善内容
各事業者は、東京都あてに改善状況報告書を提出のうえ、事業者内部の組織改正・取締役員等の入れ替え、職員に対するコンプライアンス研修等の実施など、今後に向けての改善に取り組んでいる。
再発防止に向けた区の取り組み
本事例について、区内保育施設及び法人に対して周知するとともに、保育事業に関する集団指導として認可保育所向けの説明会を開催するほか、保育所の指導検査体制の拡充を検討し、これまで以上に適正な補助金の申請・給付を図っていきます。
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