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更新日:2023年8月5日

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区内私立認可保育所における 不適正な運営と運営委託費等の不正受給について

株式会社フェイスフルラバーズ(代表取締役 光山哲男)が運営する区内1カ所の保育施設において、都区合同による特別指導検査の結果、園の施設長が運営管理業務に専従していないなど、不適正な運営実態とともに、区に提出する名簿書類を改ざんし、虚偽の申請により運営委託費および補助金を不正に受給したことが確認されました。
このため、適正な運営の確保に向けた指導を行うとともに、下記のとおり、不正受給となる運営委託費等の返還を求めてまいります。

1 対象施設・所在地

ピュアリー目黒南保育園
住所:東京都目黒区南二丁目10番3号

2 不適正な運営および不正受給の内容

  1. 施設長が園の運営管理業務に専従せず、法人本部の業務に従事するなど、施設長としての職責を十分に果たしておらず、運営管理上問題が生じている。
  2. 令和2年4月の開設当初より、運営委託費や補助金の請求時に添付する職員名簿に、勤務実態のない本部職員や既に退職している職員の氏名を記載するなどし、運営委託費等を不正に受給していた。
  3. 基準を満たさないことを理解しながら、施設長の判断で適性を欠く職員配置を行っていた。

3 事業者の改善内容

東京都および目黒区あてに改善状況報告書を提出のうえ、組織体制の見直しとともに、職員に対するコンプライアンス研修等の実施など、適正な運営管理に向けた改善に取り組んでいる。
また、新たに職員を採用し、運営基準に基づく職員配置に努めている。

4 不正受給への対応

  1. 不正のあった期間:令和2年度から令和4年度
  1. 返還金額:運営委託費 約4,610万円
    保育士の処遇改善等の補助金 約885万円
  2. 返還期日:法人事業者と調整中です。なお、返還金納付後、別途違約加算金を請求予定です。

5 再発防止に向けた区の取り組み

当該保育所に対しては、巡回指導を中心として、今後の運営状況を定期的かつ重点的に確認していく。
また、本事例について、区内保育施設および運営法人に対して周知するとともに、保育事業に関する集団指導の中で運営委託費等の適正な申請および執行について注意喚起、指導を行っていくほか、指導検査体制の充実・強化を図りながら、区内保育所の適正な運営を確保していく。

お問い合わせ

保育計画課

ファクス:03-5722-9659