更新日:2019年3月16日
会社情報
ChineseDining 謝逢紅の外観
所在地
目黒区自由が丘一丁目3番15号 BISビル2F
担当者
中曽根 孝之
電話番号
03-3725-4889
定休日
木曜日
所属商店街
旭会
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高級食材「フカヒレ」をもっと気軽に
中曽根 孝之さん
東急東横線・大井町線「自由が丘駅」近くの中華料理店・Chinese Dining謝逢紅(shark)。2007年にオーナーシェフの中曽根孝之さんが「高級食材のフカヒレをもっと気軽に楽しんでほしい」という願いでオープン、以来多くの人に愛される店として、すっかり町に溶け込んでいます。「オープン当初は、フカヒレ料理を看板メニューとしてアピールしていましたし、高級感のある内装にしていましたので、実際には一般的な中華料理店よりもずっとリーズナブルな価格でフカヒレを提供しているのに「高いのでは?」と敬遠されたこともありました」と振り返る中曽根さん。「逆にフカヒレ=高級店と思って来店されたお客様には、高級感が足りないと言われたこともあります。お店の雰囲気と料理のバランスをとるのが、なかなか難しかったですね」。
店内の様子
そこで、数年前から少しずつ店の内装やメニュー構成を工夫し、今はフカヒレ以外の中華料理も楽しめるカジュアルなChinese Diningへと進化。「もちろん、今もフカヒレは当店の看板メニューですが、あえて前面に出すことをせず、あくまでも色々なメニューのうちのひとつとして提供しています。フカヒレがあるとは知らずに来店されたお客様が、メニューにフカヒレがあるのを見つけて喜んでくださると、私もすごく嬉しいですね」と中曽根さん。「内装もぐっとカジュアルに改装したことも功を奏して、以前よりも客層がぐっと広がり、今では小さな子供連れから80代のシニアまで幅広い年代のお客様が、食事や飲み会、パーティなど、さまざまなシーンで当店をご利用くださっています」。
商店会の仲間は良き相談相手
店内の様子
中曽根さんは、自由が丘の隣町・緑が丘の出身。「祖父の代から緑が丘で中華料理店を経営する家で生まれ育ちましたので、自分もごく自然に料理人を志しました。独立するにあたって店の場所を自由が丘に選んだのは、やはり幼い頃から慣れ親しんだ街だからです」と中曽根さん。「開店とほぼ同時に旭商店会に参加したこともあって、今では自由が丘にも知人がたくさんできました。特に同じ飲食店の経営者のネットワークができたことは、自分が店を経営する上で非常に大きなプラスになりました。経営で悩んでいるときなどに、話を聞いてくれたりアドバイスをくれたりする仲間には感謝しています」。中曽根さんは現在、旭商店会の副会長を務め、「自由が丘女神まつり」などの地域活動にも積極的に取り組んでいます。「旭会には100を超える店舗が加入していますが、そのすべてが実際に活動に参加しているわけではありません。また、ビルオーナーが商店会に参加していても、そのビルに入居しているテナントは参加していないケースもあります。本来、商店会はその名の通り、商店を経営するものの集まりのはずですから、今後はテナントの皆さんにも、もっと積極的に活動に参加するよう呼びかけていきたいですね」。
自由が丘ブランドのバラで街をより美しく魅力的に
商店街の風景
実は、中曽根さんは自由が丘周辺の商店会を束ねる「自由が丘商店街振興組合」の環境・美化緑化活動部部長としても活動しています。「自由が丘の商店街は、夜間にごみ収集を行うなど独自のルールを定めたり、街のあちこちに花壇を設けたりして街の美化緑化に取り組んできました。私達はその活動を継続しつつ、新しい取り組みも始めています。目下、進めているのは、自由が丘のオリジナルブランドのバラで街を彩るプラン。すでに、山梨県の生産者さんに依頼して、オリジナルのバラの品種ができあがっています。このあと、町中での育成に耐えられるかどうかを確認した後、本格的に自由が丘の街のあちこちにこのバラを植える予定です。近い将来、自由が丘を訪れる皆さんに美しいバラと香りを楽しんでいただけると思います」と話す中曽根さん。「自由が丘で今、私達が商売をできるのは、長年この街を維持してきてくれた先輩方のおかげ。私達も息子や孫の世代に魅力的な自由が丘を引き継ぐことができるよう、商店街の皆さんと協力して、努力していきたいと考えています」。
お問合せ
このページは、産業経済・消費生活課商店街振興係が担当しています。
所在地 〒153-8573 目黒区上目黒二丁目19番15号
電話 03-5722-9881
ファックス 03-5722-9169
