更新日:2022年1月16日

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元気なお店、活気ある事業所をご紹介します「中目黒カフェ・デルソーレ」

企業情報


「中目黒カフェ・デルソーレ」の外観

所在地

目黒区上目黒二丁目1番2号中目黒GTプラザ1F

店長

志村 明日香

電話番号

電話:03-3714-3910

所属商店街

中目黒GTプラザ商店会

夜中心から朝と昼中心の営業へ

東急線・中目黒駅から徒歩1分の「中目黒カフェ・デルソーレ」は気軽に本場イタリアのバール空間を体感できるカフェ。イタリアのバール業態に特化した店舗運営を中心に、ジェラテリア店舗運営、コーヒー豆やジェラートの卸事業などを手がける、日本におけるバールの先駆者であるフォルトゥーナが運営しています。
2010年に「中目黒バール・デルソーレ」として開業した同店ですが、昨年10月に業態転換を行いカフェとしてリニューアルオープン。店名も現在の「カフェ・デルソーレ」へと変更しました。昨今のニューノーマルなライフスタイルへの移行を受けての業態転換でもありましたが、「もともと、モーニングをやりかったということもあります。ニューノーマルなライフスタイルがそれを後押ししてくれたというような感覚でしょうか」とは、お店のリニューアルオープン時から店長を務める志村明日香さんです。


奥ゆきのある店内


店長の志村明日香さん

業態転換から1年が経過しましたが、「徐々にカフェとしてご近所にお住いの方々に認知いただいている感じはしています。保育園の送り迎えの前後にご利用いただいたり、暖かい季節には愛犬などペット連れのお客さまにもテラス席でくつろいでいただいていますね」(志村さん)と手応えを感じている様子です。店内は最大30席、テラスは最大8席のゆとりのある空間。中目黒の駅至近ながらも立地がほどよく奥まっていることもあり、地元のお客さんのちょっとした隠れ家的なカフェとして好評を得ているようです。
業態転換に伴い、メニュー面でとくに力を入れたのがオリジナルのフォカッチャ。ランチタイムの人気メニュー「ピアットウニコ」にも盛り付けられていますが、粉を練るところから発酵、焼き上げまでのすべてを同店で手作りしているこだわりの逸品です。通常のプレーンタイプのビアンコ(白)に加え、ロッソ(赤)、オーロ(金)、ベルデ(緑)、マネーロ(茶)の5色を展開。色つきのフォカッチャにはそれぞれトマト、チーズ、バジルと抹茶、ココアとイタリアに所縁のある食材を練りこんでいます。食事やドリンクなど何にでも相性のいいことで万能なフォカッチャですが、こだわりのフレーバーを追加したことで、より楽しみが広がりました。

本格的エスプレッソマシンとアットホーム空間で目指すは街の太陽

由来がバールだけにコーヒーへのこだわりも強く、店内にはイタリアの老舗エスプレッソマシンメーカーであるチンバリ社のトラディショナルモデルを導入。しかも、日本では珍しいという抽出口が3連式の大型タイプです。「もちろん、お客様にスピーディにエスプレッソを提供できることもありますが、本格的なバールとしての演出にも重要な役割を担っています。マシンの使い心地はクルマで例えるならイタリアのスポーツカーのような感覚でしょうか」。
微妙な気圧や湯量などコンディション管理が味に影響を与えるようですが、それが美味しいエスプレッソを淹れる醍醐味でもあるといいます。
「スタッフのブレイクタイムにもエスプレッソを飲むことが多く、その時にも活躍してくれるのでみんなに愛されているマシンですね。あと、エスプレッソは砂糖を多めにプラスするとビターチョコレートのような味わいになりますよ。カップの底に残った砂糖をスプーンでからめとって食べるのも美味しいです」。
意外なエスプレッソの楽しみ方まで教えていただきましたが、もともとコーヒーを淹れるのが大好きでバリスタになったという志村さん。「コーヒーにはハンドドリップやサイフォンなどいろいろな淹れ方がありますが、エスプレッソの良さはコーヒー豆の旨味を凝縮しているところ。季節や時期によってコーヒー豆の品種が異なってもマシンの設定や豆の引き目で味を調整させやすいのもメリットです」。


本格的なエスプレッソマシンで淹れます


気軽に本場イタリアのバール空間を体感できます

デルソーレ全体としても、常に日本のトップ技術クオリティを提供し続けることを目指し、エスプレッソを抽出する職人・バリスタの育成に努めているそうです。特に中目黒店には、日本大会に優勝し、世界大会出場経験のある岡村啓史さんをはじめ優秀なバリスタが在籍しています。
バールといえば朝はカプチーノにはじまり、ランチに利用するときもあれば、仕事の合間にエスプレッソを飲んでリフレッシュ。夕方になると軽食をつまみながら1杯飲むという本場イタリアでは1日に何度も通える身近な店として存在しています。
「そんなイタリアの良さを伝えることで中目黒の街に根づき、この街の太陽のような存在になることが目標。今後もお客様に気軽に立ち寄っていただけるようアットホームな空間にしていきたいですね」。ちなみに、店名の「デルソーレ」は「太陽」のという意味です。
加盟している中目黒GTプラザ商店会のミーティングにも積極的に参加しているという志村さん。「職種柄とても大事なことですしね。商店会にはベテラン世代の方々が多いので、かわいがってもらっています」。街にも商店会にも自然に溶け込んでいるようです。

お問い合わせ

産業経済・消費生活課 商店街振興係

ファクス:03-5722-9169

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