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区内の元気なお店、活気ある事業所を紹介します  第9回 「株式会社ツインシップ」

更新日:2017年1月16日

店舗情報

所在地

目黒区鷹番三丁目19番6号(学芸大学西口商店街振興組合)

代表者

松本 太加男

電話番号

03-3713-0007

定休日

水曜日

ホームページ

http://www.twinship.jp/

Googleマップ

商店街に育てられた不動産店

学芸大学西口商店街に店舗を構える株式会社ツインシップ。主に学芸大学駅周辺エリアを中心に不動産の賃貸・売買契約、管理を手掛けています。実は創業者で現社長である松本太加男さんはもともと銀行員。顧客に商店主が多く、不動産の売買や管理、相続の相談を受けることが多かったため、平成3年に一念発起して銀行を退職、株式会社ツインシップを創業したそうです。創業の地は祐天寺でしたが、平成13年に学芸大学や戸越に支店を出すなどして事業を拡大。リーマンショックを経て平成20年からは、学芸大学の店舗に集約して事業を継続しています。

松本さんの娘婿で現在同社の課長を務める諏訪尊さんは、地元・目黒区鷹番の生まれだということもあって商店街に顔なじみが多く、公私ともに商店街の仲間に助けられることが多いそうです。「平成13年、初めて学芸大学西口商店街に支店を出したときは、今とは別の場所にもっと小さな店を構えていたのですが、商店街の先輩の協力もあり、より条件の良い今の店舗に移ることができました。商店街振興組合のメンバーが不動産の管理を任せてくださったり、お客様を紹介して下さったりするケースも多く、学芸大学で商売の基礎を皆さんが作ってくださったと言っても過言ではありません。商店街の新参者を暖かく迎え、商店街のメンバーがさりげなくサポートしてくれるのが、うちの商店街のいいところだと思います」。今では諏訪さん自身が商店街振興組合の中心メンバーとして精力的に活動に取り組んでいるそうです。

活気ある商店街を支える商店街振興組合

学芸大学西口商店街は、目黒区内の商店街の中でも指折りの活気のある商店街。昼間は地元の買い物客、夜は個性的な飲食店を目当てに区内外から多くの人が訪れます。「渋谷や自由が丘のようにターミナル駅がある街と違って、学芸大学は通りがかりにたまたま立ち寄った…というお客様は少ないですね。逆に、学芸大学の街の雰囲気が大好きで、ここを目指してわざわざ来てくださるお客様が多いのです。もちろん住んでいる方の地元愛もとても強いです。だからこそ、今の時代にあっても私たちの商店街が活気を失わずに済んでいるのだと感謝しています」と諏訪さん。より多くの人に愛される街を目指して、諏訪さん達学芸大学西口商店街振興組合では、季節ごとに福引や仮面ライダーショーなどのイベントを開催して商店街の求心力を高める努力をしています。また、地域の若手有志を中心として定期的な商店街のゴミ拾いや清掃を実施しているほか、地元の碑文谷八幡宮のお祭りでは、商店街のメンバーやその家族も総出で神輿を担ぐのが、恒例となっているそうです。「地元に住む私たちが地元を愛し、大切にしていかないと、街の魅力は育たないと思うのです。街の魅力を高めることが、結局は商売に返ってくるはず。そう願って、これからも活動を続けていきたいですね」。

顔の見える商店街を目指して

人通りも多く活気のある学芸大学西口商店街ですが、もちろん課題もあります。1つは古くからあった鮮魚店が廃業してしまったために、商店街内に個人経営の鮮魚店がなくなってしまったこと。「鮮魚を扱う店舗は近隣にありますが、やはり、魚・肉・野菜など日常生活に必要な品物が揃うのが商店街の魅力。『あの商店街に行っても必要なものが全部揃わない』ということになれば、買い物客の足が遠のいてしまいます。どなたか鮮魚店を開いてくれる方が早く出てきてくれると嬉しいのですが…」とのこと。また、人通りが多い割りに、実際に商店街の店に入って買い物をする人は限られていることも大きな課題です。「毎回、買い物をしていただく必要はないんです。ただ店に入ってもらって、店のスタッフと他愛のないおしゃべりをして帰っていただくだけでも十分。とにかく素通りせずに、店に入っていただき、店のことを知ってもらいたいと願っています」という諏訪さん。協議した結果、この課題を解決するために振興組合が出したアイディアは、加盟店の店主やスタッフを被写体にポスターを作ることでした。八百屋は野菜、美容室はハサミ…といった具合に、店主が自分の商売に関係するアイテムを持っている様子を撮影、ポスターにして、順次、商店街に展示したのです。
「どんな人がどんな商売をしているのかを見せることによって、商店街を歩く方々に『顔の見える商店街』をアピールしたいと思いました。実際、ポスターを見て来店したお客様と、ポスターをネタに盛り上がる…というケースも出てきているそうで、ポスターの効果は順調。今後もどんどん撮影を続けていきたいですね」という諏訪さん。「これからも、商店街の発展のためにできる限りの努力をしていきたいと思います」と話していました。

お問合せ

このページは、産業経済・消費生活課商店街振興係が担当しています。

所在地 〒153-8573 目黒区上目黒二丁目19番15号

電話 03-5722-9881

ファックス 03-5722-9169

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以下 奥付けです。

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