更新日:2013年10月2日
目黒区では、商店街等が自ら企画し実施するイベント事業に対し、目黒区と東京都が補助金を交付する「新・元気を出せ!商店街事業費補助金交付事業」を行なっています。今回は、平成24年7月8日(日曜日)に開催された、「第18回七夕まつり」について、大鳥前元競馬場通り商店街振興組合の取組みを紹介します。
第18回七夕まつり(大鳥前元競馬場通り商店街振興組合)
大鳥前元競馬場通り商店街振興組合の概要
- 昭和40年振興組合設立
- 会員数 80
- 年間イベント数 2回
- イベント時来街者数 約300人
イベントの目的
- 地域の皆様に感謝の気持をこめて、楽しいイベントを提供する
- 地域の皆様との「顔がみえる・心がかよう」交流
- 商店街・各店舗とふれあっていただき、ファンとなっていただきたい
イベント工夫内容
- 店主の顔が見える「商店街商品券」を導入
- イベント告知パンフレットに商店街マップを掲載
- 商店街に「商店街マップ横断幕」を掲げてPR
商店街のシンボル「馬の記念碑」、七夕まつりでの雄姿
「元競馬場通り」の名前の由来を紹介する直井理事長
大鳥前元競馬場通り商店街の丸山さん(福田屋)・佐生さん(うなぎ宮川)・重元さん(BRUNCH)にうかがいました。
七夕まつりの様子
今回は若手(青年部)中心の取組みとのことですが?
今年度から役員構成が変わり、青年部メンバーも役員に加わりました。これまでのように先輩方に頼ってばかりでなく、青年部メンバー(2代目・3代目・新規加入等)も頑張らねば!と機運が高まりました。当商店街は目黒通り沿いに位置し、エリアが広く頻繁に会員同士が顔をあわせる機会が少ないため、毎月1回は青年部会と理事会を必ず開催し会員同士コミュニケーションを密にしています。商店街メンバーは、世代(創業代・2代目・3代目)、年齢(20代から70代・80代)、業種、商店街加入歴が各々異なります。活力ある「商店街」であるためには、組織内での「タテとヨコ」のコミュニケーションが重要であり、その「鍵」となるのが青年部メンバー世代であると考えています。
「顔がみえる」商店街商品券
イベントでの新たな取組みは?
- 七夕かざりを2本から4本に増やし、お客様に「願い」を書いていただいた短冊も飾りつけました。「見る」イベントを、「参加する・共に楽しむ」イベントとしたところ、大変好評頂きました。
- イベント告知パンフレットに商店街マップをつけ、また、商店街マップを横断幕にして商店街内に掲げました。特に横断幕はインパクトがあり、皆様足を止めて眺めていました。
- 「顔がみえる」商店街を目指し、「顔が見える商店街商品券」をイベントでの景品にしました。商店街のお店に気軽に足を運んでいただく、気軽にお買物やお食事を楽しんでいただく、その「きっかけ」になればと願い導入しました。七夕だけに願いが通じ、「顔がみえる商品券」で新しいお客様にたくさん来店していただき、顔見知りになれました。
丸山副理事長(兼青年部長)
今後の課題や意気込みについてお願いします
- 今回、イベントの告知に「フェイスブック」(「目黒元競馬商店街」とういうアカウントです)を使いました。従来のホームページでは一方通行の情報発信になりがちです。今後は、フェイスブックを利用して、「顔がみえる、動きがみえる、リアルタイムで商店街情報を伝える」ことを念頭に、地域の皆様と双方向でのコミュニケーションをとっていきたいと思います。
- 商店街は、1つの大きな商業施設であり、地域の皆様が集まるコミュニティゾーンであると思います。皆様に支持される魅力的な商店街であるために、世代・年齢・業種・商店街加入歴が多岐にわたる個性的なメンバーが結束融合し、活力ある商店街活動を展開したいと思います。
七夕まつりの様子、「じゃーんけーん、ぽんっ!」
- 7月は「七夕まつり」ですが、11月は「にんじん祭り」(平成24年11月23日祝日を予定)を開催します。
- 「にんじん祭り」にも是非ご期待ください。(大鳥前元競馬場通り商店街、元競馬場、馬、にんじん、だから「にんじん祭り」)
ご参考
