更新日:2013年10月2日
目黒区では、商店街等が自ら企画実施するイベントに対し、目黒区と東京都が補助金を交付する「新・元気を出せ!商店街事業費補助金交付事業」を行なっています。今回は、平成24年7月9日(月曜日)から22日(日曜日)に行なわれた、「嬬恋キャベツ祭り」での、学芸大学東口商店街振興組合の取組みを紹介します。
嬬恋キャベツ祭り(学芸大学東口商店街振興組合)
学芸大学東口商店街振興組合の概要
- 会員数(組合加盟店) 215
- 年間イベント数 2回
- イベント時来街者数 約3000人
イベントの目的(健やかな生活をサポートする親しみのある商店街をめざして)
- 嬬恋キャベツ関連のイベントを提供し学芸大学=元気・健康をアピールする。
- 食の安全に関心が高まっているなか安全・安心・新鮮の嬬恋野菜を提供することでお客様に喜んでいただく。
- 商店街・各店舗と食を通じてふれあっていただき、ファンとなっていただきたい。
イベントでの工夫内容(キャベツの可能性を広げて)
- 嬬恋キャベツを使った特製メニューを約20のお店で提供。
- メニュー紹介チラシ・キャベツ料理のお店マップを作成。
- キャベツメニューを注文すると、その場でスピードくじがひける。また参加店での買物で抽選券を配布し7月22日(日曜日)に抽選会を実施。
- キャベツイベント(キャベツの産直や「キャベツだけ焼そば」の販売)等の実施。
「嬬恋キャベツ祭り」の様子
学芸大学東口商店街振興組合の今井さん(商店街事業部長、今井園店主)にうかがいました。
「嬬恋キャベツ祭り」のチラシ
今回で2回目となりますが始めたきっかけはなんでしょうか?
当商店街では飲食関係の店が全体の6割程度を占めています。今までのイベントでは、そのようなお店の参加はなかなか難しいため、それに代わるイベントを考えていました。そこに嬬恋野菜を宣伝して欲しいという依頼があり、野菜を中心とした食品関係のイベントなら参加しやすいと思い始めました。
イベントでの新たな取組みは?
- 前回アンケートでどんなキャベツメニューかよく分らないとのことでしたので、チラシにキャベツ料理の写真をのせるようにしました。また嬬恋でキャベツメニューを作って頂き、参加飲食店に配布しメニュー作成の参考にしました。
- キャベツメニューを注文したお客様にその場でスピードクジをひくことでキャベツへの興味を持てるようにしました。
- キャベツイベントで「キャベツだけ焼そば」の販売・ゲームを行ったり、抽選会賞品を嬬恋キャベツにすることで関心を高めました。
商店街事業部長の今井さん
今後の課題や意気込みについてお願いします
- 課題としてはなによりPRです。新聞等マスコミにお願いしたり、ほかのイベントに嬬恋キャベツ産直の出店などしていますが、これという方法が思いつきません。また嬬恋の方との話し合いですが、距離的に離れていますのでお隣同士のように話し合うという訳にいかず考え方の調整や、情報の共有化などに苦労しました。
- 嬬恋にはキャベツ以外にもおいしいものがたくさんあります。そこでキャベツ以外もPRしていきたいと考えています。それによってあまりキャベツを扱わない和食のお店での参加を見込んでいます。
- 「さんま=目黒」というイメージがあるように「野菜=学芸大学」にしていきたいと考えています。
- またインターネットホームページは一方的な情報発信となりがちです。双方向でのコミニュケーションを目指し「フェイスブック」・「ツイッター」等の開設を検討しています。
嬬恋村の特産品(花豆)です
- 7月は「嬬恋キャベツまつり」ですが、10月は「学大東口まつり」(平成24年10月27日(土曜日)から11月15日(木曜日)を予定)を開催します。
- 「学大東口まつり」にも是非ご期待ください。
ご参考
