更新日:2022年7月5日
ヒートアイランド現象とは
都市部の気温が周辺の郊外部に比べて高温を示す現象を言います。
都市部では、緑地や公園などの減少、舗装道路や建築物などの地表面の人工化が、ヒートアイランドの要因となっています。
詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
ヒートアイランドを防ぐには
目黒区環境絵本「しろくまフロートくんのおねがい」より
熱を出さないこと、熱を貯めないこと、地表や建物を暖めないことが、ヒートアイランドを防ぐことになります。
緑化
グリーンカーテン
暑い日射を受ける壁面や屋上、窓などの緑化をすることで、蒸散作用により気温や体感温度、建物や室内の温度の低下が期待できます。
壁面緑化や屋上緑化には、助成制度があります。
排熱の抑制
エアコンの室外機や自動車などから放出される排熱も、ヒートアイランドの要因となっています。
衣服の工夫や扇風機の利用などで、エアコンの利用時間を減らしましょう。
自動車の排熱を減らすために、電車・バスなどの交通公共機関を利用しましょう。
保水性・遮熱性舗装の推進
ヒートアイランド現象の原因でもある道路表面の温度を低減させるため、「保水性舗装」や「遮熱性舗装」が都内で施工されています。目黒区でもヒートアイランド対策として、保水性・遮熱性舗装を推進しています。
保水性舗装
雨水等を、アスファルト内に充填させた保水材に吸収させ、水の気化熱により路面温度の上昇を抑制する性能をもつ舗装です。
遮熱性舗装
アスファルト舗装表面に遮熱材を塗布することにより、熱が反射して路面温度と舗装内部に蓄熱される熱量を抑える舗装です。
