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目黒区に在住歴がある小野智華子選手(パラ水泳)が東京2020パラリンピック競技大会に出場しました
目黒区に在住歴がある小野智華子選手(パラ水泳)が東京2020パラリンピック競技大会に出場しました。
今回の東京大会でパラリンピック3大会連続出場となる小野選手は、背泳ぎ・自由形で計3種目にエントリーし、惜しくも決勝には届きませんでしたが、最後まで諦めない泳ぎを見せました。
小野選手からみなさまへメッセージをいただきましたので紹介します。
東京2020パラリンピック競技大会に出場した小野選手(写真提供:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)
小野選手からのメッセージ
目標であった全ての出場種目でベストタイムを出すということは、ひとつも達成することができず悔しさが残りますが、皆さまからの応援により元気をいただきました。ありがとうございました。この経験を必ず次の大会で活かしたいと思います。
出場結果
- 50メートル自由形S11 12位
- 100m背泳ぎS11 10位
- 100メートル自由形S11 14位
プロフィール
(写真提供:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)
氏名
小野 智華子(おの ちかこ)
生年月日
1994年10月2日
身長
159センチメートル
競技
パラ水泳(視覚障害S11クラス) 背泳ぎ、自由形
主な成績
2012年 ロンドンパラリンピック競技大会 100メートル背泳ぎ・8位入賞
2016年 リオデジャネイロパラリンピック競技大会 100メートル背泳ぎ・8位入賞
2018年 アジアパラ競技大会(ジャカルタ) 100メートル自由形・銅メダル
所属
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
経歴
874グラムの未熟児として誕生し、未熟児網膜症で全盲となった小野選手。小学2年生の頃に競技として視覚障害者水泳を始めたところ、すぐに国内で頭角を現し、世界を意識するようになる。紆余曲折がありながらも、両親をはじめとする周囲の支えにより競技を続け、初出場となった2012年ロンドンパラリンピック大会で8位入賞を果たす。続く2016年リオデジャネイロパラリンピック大会も8位入賞。今回の東京2020パラリンピック競技大会で3大会連続出場となった。現在は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社でヘルスキーパーとして働き、社員の健康をサポートしながら、水泳の練習やトレーニングを行っている。
リオ2016パラリンピック大会後、小野選手に区立小学校で体験報告を行っていただいた様子(写真中央)
パラ水泳とは
障害の種類や程度によりクラス分けされる。小野選手のクラスは重度の視覚障害クラスの「S11」。視覚障害ではプールの壁の位置を確認することができないため、コーチがゴールやターンの直前にタッピングバーと呼ばれる棒でタッチ(タッピング)し、選手に伝える。選手とタッパー(タッピングする人)のコンビネーションが重要である。
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