更新日:2022年4月1日
平成30年9月16日(日曜日)に目黒区民センターで開催された「第42回目黒区民まつり」において、東京2020パラリンピック大会2年前イベントとしてめぐろパラチャレンジを開催しました。めぐろパラチャレンジでは、車いすテニスやボッチャの体験会を開催し、たくさんの方がパラリンピックの種目を楽しみながら、興味と関心を深めていただくことができました。
車いすテニス体験
体験会ではパラリンピアンの星義輝選手(トロント・アーネム・ソウルパラリンピック日本代表)と深澤美恵選手(アテネ・北京パラリンピック日本代表)による車いすのチェアワークレッスンや車いすに乗った状態での打ち方レッスンを受けたあと、パラリンピアンのお二人とラリー形式で対戦を行いました。当日は215人が車いすテニスの体験会に参加し、参加者からは「車いすを動かしながらラケットを振るのは難しかった」や「初めての体験で楽しかった」等のコメントがあり、多くの方に車いすテニスを楽しんでいただけました。
星選手(左)と深澤選手(右)による体験会
深澤選手によるデモンストレーション!
手の腹でハンドリムを押すのがコツです!
深澤選手と本気ラリー!
ボッチャ体験、パネル展、オリンピック・パラリンピックフラッグ展示
車いすテニス体験と同会場(区民センター庭球場)において、パラリンピック種目であるボッチャ体験とオリンピック・パラリンピックに関するパネル展も行いました。
また、オリンピック・パラリンピックフラッグの展示コーナーも設置し、フラッグの記念写真を行い、車いすテニスの体験をしない方も、2年後に迫ったパラリンピックを存分に満喫しました。
ボッチャ体験の様子
オリンピック・パラリンピックのフラッグ展示の様子
オリンピック・パラリンピックのパネル展示の様子
パラリンピアンの紹介
星 輝義(ほし よしてる)
福島県出身。
戦績
1965年第1回「全国身体障害者スポーツ大会」に出場(岐阜県開催)
1976年パラリンピックトロント大会に出場。車椅子スラロームで金メダル
他、車椅子バスケットボール、車椅子陸上(100メートル、1500メートル)に出場
1980年パラリンピックアーネム大会に出場(車椅子バスケットボール選手として)
1984年パラリンピックエイルズベリー大会が急遽中止となり、ストーク・マンデビル競技大会に出場
1988年パラリンピックソウル大会に出場(車椅子バスケットボール選手として)
1990年車椅子テニスに転向(世界ランキング最高位12位)
2013年「全国身体障害者スポーツ大会」47年ぶりの岐阜県大会に出場
現在は東京都障害者総合スポーツセンターで車椅子テニススクールを開催している。
深澤 美恵(ふかざわ みえ)
福島県出身。
20代前半から車いすテニスを始め、その後海外遠征を経験し2004年アテネパラリンピック、2008年北京パラリンピック日本代表となる。
戦績
2004年アテネパラリンピック 女子ダブルス4位
2005年全豪オープン車いすテニスクラシックエイト
女子シングルス優勝、女子ダブルス準優勝
2006年マレーシアフェスピック
女子シングルス銅メダル、女子ダブルス銀メダル
2008年北京パラリンピック
女子ダブルスベスト8
2002年から2007年全日本選抜車いすテニス選手権6連覇
現在は競技活動を続けながら、車いすテニスの普及活動にも力を入れている。
