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中西圭三さんと一緒に!新しい中学校の校歌制作ワークショップが始まりました
令和7年4月、第七中学校と第九中学校の統合新校が開校する予定です。今年11月から12月にかけて3回にわたり、上目黒にキャンパスのある東京音楽大学にご協力いただき、新校の校歌を制作するワークショップが開催されると聞いて、早速第1回に行ってきました。
ワークショップの講師は、歌手としても、ヒット曲「Choo Choo TRAIN」などの作曲家としても有名な中西圭三さんです。また、「ドラえもん」の映画音楽の作曲などで知られる東京音楽大学教授の堀井勝美さんも、中西さんとともにワークショップを進行してくださいます。
中西圭三さん
堀井勝美さん
第1回は、11月5日(日曜日)、東京音楽大学で行われました。ワークショップの参加者は、七中と九中の生徒8人。全員が1年生となりましたが、2年後には、新しい中学校の第1期卒業生となる生徒たちです。
まず、堀井さんから自己紹介。身振り手振りの楽しいお話に、生徒たちの緊張が一気に吹き飛んだ気がしました。続いて、中西さんから自己紹介。中西さんは、かつて目黒本町にお住まいで、平和通り商店街でよく買い物をされたというエピソードを披露。「シンプルだけど、心に残る音楽とは何か。一緒に考えながら、校歌を作っていきたい」と語り掛けました。
次に、「どのようなことを歌って残していきたいか。どんな曲がいいか」を、みんなで話し合いました。生徒たちからは、「どんどん明るくなっていく曲」、「リズム感のある曲」、「今の時代に合った曲」、「歌いやすい曲」、「考えさせられる曲」などの意見が出てきました。一つ一つの意見に、中西さんが「それは、〇〇〇ということかな。それとも、〇〇〇という気持ちかな」と、優しく言葉を補いながら、気持ちをくみ取ろうとするやりとりがとても印象的でした。
ワークショップに参加した生徒たちは、校歌を作るという機会に遭遇して、どんなことを思うのでしょうか。私も目黒区立中学の卒業生ですが、「校歌って何だろう?」、「どんな学校がいいのかな?」など、生徒たちの気持ちに思いをはせながら、同時に、気持ちを言葉にする難しさをあらためて感じました。
「本気でわくわくして、混じり気なく、まっすぐに純化していきたい」と話していた中西さん。第2回、第3回のワークショップを経て、その先に誕生する校歌が今からとても楽しみです。わくわくしながら、私たちも今後の様子をこの「めぐろプラス」でお伝えしていきたいと思います。
(広報課:めがねめがね)
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