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更新日:2023年9月15日

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ひとめぐり「駒場かかしプロジェクト実行委員会委員長 松本國男さん」(令和5年9月15日号)

ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。

令和5年9月15日号 vol.26 駒場かかしプロジェクト実行委員会委員長
松本國男さん

matsumotokunio

プロフィール

昭和62年、駒場住区住民会議に入会。平成26年にかかしコンクール実行委員会委員長に就任して以来、かかしコンクールに30年以上携わる。

目黒の片隅にある、駒場のかかしの存在を知ってほしい

ケルネル田んぼの存続の一役を担ったかかし

駒場野公園内にあるケルネル田んぼは、農業研究に用いられた日本で最初の試験田です。毎年、この田んぼでオリジナルのかかしを展示する、かかしコンクールが開催されています。主催する駒場かかしプロジェクト実行委員会委員長の松本さんに、コンクールが始まったきっかけを伺いました。「昭和50年代、現在の駒場野公園にあった東京教育大学(現在は筑波大学)が移転し、跡地の利用を検討している中に、周囲の道路事情の改善のため、ケルネル田んぼの場所に道路を整備する案が出されました。そんな中、田んぼを守るべく立ち上がったのが駒場住区住民会議です。田んぼ存続のために地域住民の目を向けてもらう手段として、かかしを置いてみたらどうかというのがコンクールを始めたきっかけと聞いています」。

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